23:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:29:50.92 ID:zPoxPRfb0
華『そう、ですか……』
麻子「……さっきから私が質問されてばかりだ。私の質問にも答えてくれ。何かできることはあるか?」
華『……わたくしは』
24:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:31:56.54 ID:zPoxPRfb0
麻子「私はい…………は、なさんのことを気持ち悪いとか、思わないから」
華『…………ありがとうございます』
麻子「ん……それじゃ」ピッ
25:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:35:09.31 ID:zPoxPRfb0
−ファミレス−
華「気分がいいといつもより食欲も増してしまいますねぇ♪」
みほ「お皿が山に……」
26:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:38:47.96 ID:zPoxPRfb0
麻子「その……偉そうな言い方になって悪いんだが。五十鈴さんは多分、私に特別な感情を持ってしまっている。だから私が名前で呼んだりしただけでそんなに喜んでいる」
華『…………』
麻子「だが、忘れないでほしいんだが、それは薬のせいなんだ。効き目が切れたら、その感情もなくなる。前みたいな普通の友人関係に戻るんだ。わかってるな?」
27:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:41:30.45 ID:zPoxPRfb0
麻子「だ、だって……五十鈴さんは」
華『はな』
麻子「えっ」
28:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:47:05.09 ID:zPoxPRfb0
麻子「……そろそろ寝てくれ」
華『もう結構なお時間ですね』
麻子「目が覚めたら、全部元に戻ってるかもな。もう五日経つ」
29:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:50:58.25 ID:zPoxPRfb0
−昼休み W号の上−
沙織「そろそろ大洗に帰港だね。モールで冬物の新作探しにいきた〜い」
優花里「あんこう鍋も美味しい季節ですねぇ。お祭りが楽しみですぅ」
30:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:53:02.77 ID:zPoxPRfb0
優花里「ちょっと意外な感じですね」
みほ「でも二人は中学から面識あったんだよね?」
沙織「まぁ私経由の知り合いみたいなもんだったけど…………怪しい」ピキーン
31:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:56:46.28 ID:zPoxPRfb0
−トイレ−
ジャゴォー パタン
華「……」フキフキ
32:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:59:02.87 ID:zPoxPRfb0
華「夜更けにお話してる間……ずっとこうしてあなたの手を取りたかった。声だけでは物足りませんでした」
麻子「ぇ……」ドクン
華「人知れず孤独に咲いているか細い花のような……強がっているけど折れてしまいそうなあなたの小さな体を愛でたかった。鈴蘭のような正直で優しいあなたの匂いを感じたかった」
33:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 21:02:04.86 ID:zPoxPRfb0
−夕方 大洗女子学園格納庫前−
オツカレサマデシター
桂利奈「なんか今日のW号変だったねー」
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