麻子「……華、さん」 華「はい?
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29:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:50:58.25 ID:zPoxPRfb0
−昼休み W号の上−

沙織「そろそろ大洗に帰港だね。モールで冬物の新作探しにいきた〜い」

優花里「あんこう鍋も美味しい季節ですねぇ。お祭りが楽しみですぅ」

華「この時期は特に食べ物が美味しくなりますよね。実家に帰省したらついお腹いっぱいになるまで食べてしまいます」

みほ「あ、それわかる。実家ってたまに帰るとなぜかたくさん料理が出てくるよね」

優花里「きっとご家族も嬉しいんですよ」

沙織「麻子もおばあのとこ帰ったら、もっと食べろー!とか言われるんじゃない?」

麻子「……」

優花里「冷泉殿?」

麻子「ぇ……なんだ?」

沙織「まだ寝ぼけてんの〜? もう昼休みだよ?」

麻子「あぁ……」

みほ「麻子さん、具合悪いの? 眠そうっていうか、ぼんやりしてるけど」

麻子「いや、大丈夫だ」

華「寝不足とかではありませんか? もしかして昨日長電話してしまったから……」

沙織「麻子はいつも寝不足みたいなもんだし……っていうか華、麻子と電話してたの? 珍しいね」

華「え? あっ、えっと」

優花里「お二人とも確かに長電話するタイプじゃなさそうですよね。何をお話されてたんですか?」

麻子「……それは」

華「……」チラ

優花里「えっと……なんかまずいこと聞いちゃいましたか?」

みほ「何か言いにくいことだったら無理に言わなくていいよ?」

華「いえ……わたくしが麻子さんとお話したくて、お電話してたんです」

優花里「五十鈴殿が?」

麻子「おい五十鈴さん」

華「隠すようなことでもありませんわ。他愛もないお話をしてたら、いつの間にか夜中になってしまって」

沙織「それって麻子が中々寝なかったからじゃないの〜?」

華「いえ。わたくしが麻子さんを付き合わせてしまっただけです」

麻子「……別に嫌々付き合ってたわけじゃないぞ」

華「もちろん。とっても楽しかったですから」ニコ

麻子「ぐぬ……」メソラシ

みほ「へぇ〜。二人ってそんなに仲良かったんだ」

優花里「普段はお二人だけで話してるところあんまり見ないですもんね」

沙織「ふーん……」ジーッ…

華「……ちょっとお花を摘みに行ってまいりますね」スッ

麻子「わ、私も」


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