7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 21:52:53.01 ID:tYd/KiKIO
「キョン……何か話してよ」
その後、マフラーを共有し、手を繋いで黙々と歩いているとそんな注文が入った。参ったな。
しかし、俺も男だ。よし、あの話題にしよう。
8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 21:54:07.91 ID:tYd/KiKIO
「大丈夫だ。佐々木、俺に任せろ」
佐々木が珍しく女らしさを発揮して編み物をしてくれたのだ。俺も男らしさを見せなくては。
そんな使命感に駆られて俺は佐々木を導いた。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 21:57:16.67 ID:tYd/KiKIO
「キョン……僕ね、今すごくお腹が痛いんだ」
「ああ、わかっている」
佐々木の気持ちは痛いほどにわかる。
俺も過去に生牡蠣にやられた経験があった。
10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 21:59:12.24 ID:tYd/KiKIO
「出すぞ」
「もう出してるじゃないか!?」
言われてみれば確かに。ここは仕切り直そう。
11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 22:02:08.36 ID:tYd/KiKIO
「これが、佐々木の尻……」
「うう、あんまり見ないでくれ」
佐々木の尻は小さかった。
けれど決して貧相なわけではなく。
12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 22:04:05.97 ID:tYd/KiKIO
「キョン、キミは女の子の扱いがなってない」
そんなことを言われてもどうしようもない。
なにせこちとら女性経験に乏しいもんでね。
そう開き直っていると、佐々木は低い声で。
13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 22:06:13.33 ID:tYd/KiKIO
「さて、佐々木。準備はいいか?」
「あ、うん。ちょっと待って……いいよ」
便座に腰掛ける佐々木。俺もすかさず座る。
14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 22:09:06.19 ID:tYd/KiKIO
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜!
別に俺まで脱糞する必要はないかも知れない。
15:名無しNIPPER[sage]
2020/01/11(土) 22:45:14.81 ID:zm7VYu9I0
丁寧な描写と地の文からフハッの人だと把握余裕
排泄シーンが出て安心した
16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/11(土) 23:10:51.88 ID:tYd/KiKIO
>>15
ご明察です
匿名掲示板で文章だけを読んでわかって頂けるのは、作者としてはとても嬉しいことだと思っております
先日、一昔前の長門の名作お尻SSを読んだので、触発されて久しぶりに佐々木SSを書いてみました
全盛期の先輩方には敵いませんが、精進します!
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