22: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:29:50.27 ID:NBL3UyTw0
一歩、二歩、三歩目で跳躍
〖 ひぃぃ!!! 〗
23: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:30:49.56 ID:NBL3UyTw0
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24: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:31:36.84 ID:NBL3UyTw0
熊野「大よその察しはつきますが、あの鳥居以外でもこの場所へ迷い込む方法がありまして?」
( T)「うん。今のとこ確実に入れるのがあの鳥居で、それ以外は天文学レベルの確率で乗り物や扉……後は夢の中とかかな」
秋月「今夜は安心して眠れなくなりました……」
25: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:33:21.36 ID:NBL3UyTw0
熊野の見る先には、白く細長い物体が奇怪な踊りを披露している
視神経を通って脳に直接触手をぶち込まれたかのような不快感と浮遊感が襲ってきた
( T)「……」
26: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:34:11.44 ID:NBL3UyTw0
( T)「やれやれ……」
<しれー!!ご無事ですかー!!
27: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:35:49.43 ID:NBL3UyTw0
熊野「ワケもわからぬまま酷い目に遭いましたわ……」
( T)「いやお前あのままだったら廃人化してたぞ」
秋月「どうなったか覚えていらっしゃいますか?」
28: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:36:44.08 ID:NBL3UyTw0
熊野「不覚ですわ……よもや、狩猟対象に脅かされるとは……」
( T)「猟犬の役割は果たしてたから結果オーライってことで」
熊野「あんなスポット勘弁願いたいですわよ!!」 ※猟犬が獲物を見つけて待ち構える仕草
29: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:47:37.87 ID:NBL3UyTw0
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30: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:48:23.55 ID:NBL3UyTw0
渋る秋月を宥めながら、苔むした階段を昇ってホームへと踏み入る
錆びついた看板には旧書体で『きさらぎ駅』の文字。隣接駅に『かたす』と『やみ』が並ぶ。かたすってなんだよクリニックか
古び、何らかの染みで汚れているベンチにアナ雪のピクニックシートを敷き、束の間のティータイムが始まった
31: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:49:46.11 ID:NBL3UyTw0
( T)「27年間隔でピエロの幻覚見せてくるデカい蜘蛛を駆除したり人妻と子供の悪霊がいる家焼き払ったり早歩きくらいの速度で追っかけてくるブラクラ素材みたいな白塗りのデカい顔面でスイカ割りしたりとかかな……」
秋月「全部聞き覚えがあるんですが!?」
熊野「食べられる物があるとは思えませんわね……」
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