357: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:21:03.65 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『なんでもないわ、それじゃ』
提督「えー」
叢雲『…もうひとついい?』
358: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:21:55.08 ID:Lcr1vf/j0
執務室を後にする。
あの男は確かに司令官の部屋から電話をかけた。時間も決して長くはなかったでしょう。
端末を取り出して連絡先を選ぶ。
359: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:22:48.65 ID:Lcr1vf/j0
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叢雲『あら、また電話かしら?』
男『違うよ。御手洗に行くだけだ』
360: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:23:32.57 ID:Lcr1vf/j0
緋色『ん、あら?課長さん?』
叢雲『勉強は順調そうね』
緋色『あっ叢雲!丁度良かったわ』
361: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:24:17.41 ID:Lcr1vf/j0
緋色『覚える事が結構多いわよね』
叢雲『船だけの時は少なかったのだけれどね。今は細かい所まで法律で決められているから』
緋色『これなんか随分最近に出来たものみたいだけれど、これからも増えるのかしら』
362: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:24:51.67 ID:Lcr1vf/j0
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緋色を海に出すとして先導は誰が良いだろうか。
そんなことを考えながらトイレを出て廊下を歩く。
363: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:25:30.37 ID:Lcr1vf/j0
緋色ぉぉぉぉ!!??
なんで聞いた!?直で!何で!?飛龍に叢雲には言うなって言われて…言われ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
364: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:26:12.92 ID:Lcr1vf/j0
トイレの前まで戻ってきたがどうしようかこれ。正直混乱していて考えがまとまらない。
すると緋色の部屋の扉が物凄い勢いで開いて叢雲が飛び出してきた。
男「やっべ」
365: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:28:43.68 ID:Lcr1vf/j0
が、
叢雲『…へぇ、漏らしたってなんの事か分かってるわけ』
男『は?………あ』
366: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:29:24.50 ID:Lcr1vf/j0
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叢雲『緋色の言ってた匂いの事を飛龍に話したわけか』
男『そしたらピンと来たみたいでな。その提督と、って話を』
367: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/08/03(月) 03:30:04.91 ID:Lcr1vf/j0
叢雲『でも結局匂いってなんなのかしら』
男『飛龍は何か知ってるみたいだったぞ』
叢雲『飛龍が?』
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