サイタマ「お前って普段、パンツ穿いてないのか?」タツマキ「おやすみ」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:10:45.10 ID:01arW23NO
「もう平気なのか?」
「ええ、もう大丈夫よ」

伊達にS級ヒーローではない。
視覚も聴覚も既に回復している。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:13:59.55 ID:01arW23NO
「マント、随分汚れちゃったわね」
「ああ、帰ったら洗濯しないとな」
「だったら、私が洗ってあげるわ」

というわけで、彼のマントを洗ってあげた。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:16:11.48 ID:01arW23NO
2人で2本目のビールを飲んで。
3本目、4本目のビールを飲み干して。
気がつくと、それなりに時間が経っていて。

「そろそろ洗濯終わったんじゃないか?」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:18:01.82 ID:01arW23NO
「なあ」
「なによ」

初めて男を部屋に泊めて。
初めて男をベッドに招き入れて。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:19:41.03 ID:01arW23NO
「アンタは怖くないの?」

怯える私の手は、震えている。
そんな私にしがみつかれた、彼は。
やはり居心地悪そうにハゲ頭を掻きながら。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:21:14.55 ID:01arW23NO
「あ、そう言えば」
「むにゃ……なによ」

頭を撫でられて、うとうとしていると。
彼は思い出したように、口を開いた。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:22:21.40 ID:01arW23NO
「…………寝るか」
「…………そうね」

長い沈黙の後、彼は諦めたように降参した。

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:23:31.89 ID:01arW23NO
「……ごめん」
「別に、気にしてねえよ」
「……ありがと」

謝罪の言葉も、感謝の言葉も久しぶりだった。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:25:54.03 ID:01arW23NO
「そいつ、そんなに強かったの?」
「ああ。向こうは俺に負けて悔しがっていたけど、そこまで余裕をもって倒せるような奴じゃなかったことは確かだ。俺もまだまだだな」

彼は淡々と語る。誇るでも自慢するでもなく。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/20(日) 21:27:52.15 ID:01arW23NO
「アンタから見て、私はどう映る?」
「生意気な糞ガキにしか見えないな」

カチンときた。キレてもいいかしら。
いや、そんな子供じみた真似はよそう。
以下略 AAS



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