28: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:29:40.60 ID:raJY7OxV0
鞠莉「私も絵里も、可哀想ね。こんな友人を持っては」
花陽「なにも標準型アンドロイドXが一人だなんて誰もいってないよ?しかも私はちゃんと花陽ちゃんと話し合って花陽ちゃんと理解した上で今にここにいる。花陽ちゃんの体を乗っ取ったなんて人聞きの悪いこと言わないでほしいな」
鞠莉「…その姿でこれからどうするつもり?」
29: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:30:40.99 ID:raJY7OxV0
花陽「それより、私はさっきの話について一つだけ鞠莉ちゃんに言いたいことがある」
鞠莉「…何?」
30: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:33:00.33 ID:raJY7OxV0
鞠莉「……?あなた殺し屋でしょ?何故そこまで歌姫に執着……っ!まさか!?」
花陽「そうだよ、この輝きというのは破壊衝動を生むものではない」
31: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:34:04.67 ID:raJY7OxV0
鞠莉「希……あなた……!」
花陽「……私は花陽だよ」
鞠莉「……あなたには悪いけどその輝きの正体が分かったなら私はその輝きを消すことに努めるわ」
32: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:35:10.21 ID:raJY7OxV0
鞠莉「アンドロイドって……あなたは人間でしょ!?」
花陽「アンドロイドだよ」
33: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:36:07.34 ID:raJY7OxV0
花陽「うふふ、絵里ちゃんがまだレジスタンスになって間もない頃、絵里ちゃんは私に向かって言ったよ?」
花陽「私が裏切り者だろうと関係ない、心臓を貫けば終わりなんだからって」
34: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:37:03.39 ID:raJY7OxV0
花陽「あ、忠告しておくけど今ここで私を殺さない方がいいよ?」
花陽「今ここで私を殺しても世間からすれば悪いのは鞠莉ちゃんだけだからね」
花陽「…そして逆も然り。今ここで私が鞠莉ちゃんを殺しても世間からすれば悪いのは私だけ」
35: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:38:42.09 ID:raJY7OxV0
鞠莉「…私に勝てると思ってる?」
花陽「あはははっだからそれを確かめる為に戦争をしようって言ってるじゃん」
花陽「確かに鞠莉ちゃんの行動記憶体質は敵にしたら厄介だよ、でもね?私にだってこの爪を隠す能力があるんだよ?」
36: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:39:49.79 ID:raJY7OxV0
鞠莉「……そう、ならやるしかないようね」
鞠莉「戦争を」
37: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:41:17.32 ID:raJY7OxV0
花陽「ふふ、そうかもね?」
花陽「だって、もうじき絵里ちゃんは私のモノになっちゃうし」
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