絵里「例え偽物だとしても」 part2
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30: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/14(月) 23:33:00.33 ID:raJY7OxV0
鞠莉「……?あなた殺し屋でしょ?何故そこまで歌姫に執着……っ!まさか!?」

花陽「そうだよ、この輝きというのは破壊衝動を生むものではない」


花陽「輝き、というのはそのアンドロイドが抱く強い思いを更に一途にして拗らせる“ウイルス”みたいなものなんだよ」


花陽「じゃあなんで破壊衝動を生むんだろう?それはこの東京で“強くなりたい”、“生きたい”、“誰かを助けたい”というような思いを抱いた時、その輝きに感染して誰かを殺すことで強くなり、生きて、助けれたという目標達成を得ることが出来るから破壊衝動が生まれるんだよ、そしてその思いを抱くアンドロイドが東京では大半だったから今に至るってことだよ」

鞠莉「じゃあ……ってあなたなんでそんなこと知ってて今……!」


花陽「…私がアンドロイド……だからかな」


鞠莉「…どういうこと?」

花陽「確かに輝き——いえば破壊衝動の正体が分かれば対処にも繋がるよ、でもね、私が今抱いてるこの輝きは本当にかけがえのないモノだって分かるんだ、歌姫を続けろって、歌姫でしか私は満たされない……もう殺すことなんてどうでもいい」


花陽「この輝きを消さないでほしい」


花陽「……それが私の本音だよ」


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