78: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:44:32.81 ID:8naFKaaW0
「戦車停止! 敵隊長車とフラッグ車発見!」
対するこちらはP40にセモヴェンテとCV33が一輌ずつ。
79: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:47:12.33 ID:8naFKaaW0
カルパッチョ率いるセモヴェンテが旋回するのを見届け、こちらは残ったCV33と協力してフラッグ車を追う。
「一同! 大洗のフラッグ車を包囲するぞ!」
80: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:48:54.55 ID:8naFKaaW0
まずはフラッグ車の盾になっているW号を落とすべく、狙いをすませて装填と同時にグリップを握りしめる。
と、私の腕が悪いのか、弾は車体をかすめて敵戦車の後方へと飛んでいく。
「次ぃっ!」
81: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:51:16.02 ID:8naFKaaW0
「……ふふ」
楽しい。
82: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:53:11.78 ID:8naFKaaW0
「いやあ、良い試合だった!」
私が言うと、西住は笑った。
83: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:54:44.67 ID:8naFKaaW0
「カルパッチョ、いま何時だ?」
「11時50分ですね。もうすぐ日が変わります」
84: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:56:35.40 ID:8naFKaaW0
――――。
――――。
――――。
85: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 12:59:31.11 ID:8naFKaaW0
「そりゃあ12時を跨げば日付が変わるのは当然だろう?」
「違います。ドゥーチェ、もしかして寝ぼけてます?」
「私たちは、ずっと日付が変わるのと同時に巻き戻っていたじゃないですか」
86: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:00:37.50 ID:8naFKaaW0
なるほど、つまりこれは。
「――ループしていないということか?」
87: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:01:45.79 ID:8naFKaaW0
周りを見渡せば、私たち以外のみんなは一人残らずぐーすか寝息を立てていた。
何人かは腹を出して眠っていたので、そっとブランケットを掛けてやる。
「ドゥーチェ、どうします?」
88: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2019/07/14(日) 13:06:28.56 ID:8naFKaaW0
朝になると、「撤収っ!」の一言で素早く帰り支度を済ませ、みんなで学園艦へと帰った。
アンツィオの生徒たちは負けた我々を笑顔で迎え入れてくれた。
その日だけは、授業そっちのけで、再び宴会。
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