石動乃絵「しんいちろーのお尻の中にもあぶらむし〜」仲上眞一郎「やめてくれ!」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:32:21.39 ID:ZOjUA0V2O
申し訳ありません。
5レス目と6レス目の投稿の順序が逆でした。
お手数ですが、脳内で変換して頂けたらありがたいです。

それでは以下、続きです。


8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:33:36.23 ID:ZOjUA0V2O
「ぷくく……洗顔フォームでお腹を壊すなんて」
「笑うなよ」

人の不幸を嘲笑う乃絵に、眞一郎は抗議した。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:34:53.97 ID:ZOjUA0V2O
「ふぅ……間に合った」

眞一郎は安堵していた。
石動乃絵に便意を看破された時はどうなることかと思ったが、むしろその結果、自然な形で早めにトイレへと向かうことが出来たのはまさしく不幸中の幸いと言えよう。おかげで助かった。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:36:43.42 ID:ZOjUA0V2O
「前にも言ったけれど、あなたは飛べるわ」

そう言われて、過去の記憶が蘇る。
乃絵は眞一郎が空高く飛べると信じていた。
だから、ことあるごとに飛べると言われた。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:38:23.98 ID:ZOjUA0V2O
「乃絵、お前……」
「ごめんなさい。今の私には、これが精一杯」

石動乃絵は力なく笑い、謝罪を口にした。
彼女のスカートの裾からは水滴が溢れ落ちており、仲上眞一郎はようやく状況を把握した。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:39:25.21 ID:ZOjUA0V2O
「気を取り直して、続きよ」
「はいはい」

閑話休題。
気を取り直して、シリアスな場面を再開する。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:40:21.82 ID:ZOjUA0V2O
「とても素晴らしかったわ」
「そりゃどうも」

乃絵の賞賛に素っ気なく返す眞一郎。
すっかり乗せられてしまった感が拭えない。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:41:25.92 ID:ZOjUA0V2O
「しんちゃん、おかえりなさい」
「……ただいま」

あれから乃絵と別れて帰路に着き。
眞一郎が帰宅すると、必ず母親が出迎える。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:42:21.26 ID:ZOjUA0V2O
「それで眞一郎、何があったんだ?」

眞一郎の父、宗弘は寡黙な人だった。
かと言って厳格というわけでもなく、無論、厳しくないと言えば語弊があるが、母親のように小言を頻繁に口にするような父親ではなかった。
だからこれまで、色々と見逃してくれたことも多かった父なのだが、今日に限ってはいつもと違うようで、眞一郎は対応に困ってしまった。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 23:44:05.03 ID:ZOjUA0V2O
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

響き渡る、父、宗弘の哄笑。
眞一郎としをりは、呆然としていた。
よもやあの口数の少ない、寡黙な父が。
以下略 AAS



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