キョン「ぐえっ! な、何しやがる!?」ハルヒ「キョンの喉仏、捕まえた!」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:04:17.66 ID:F2H4nCm2O
ところで、傘というのは本来1人で使用するものであり、ビーチパラソルなどの特殊な用途に使われるものを除けば、そこまで大きくはない。

よって、現在、俺の左肩はびしょ濡れだった。

「肩、濡れてるわよ」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:06:04.79 ID:F2H4nCm2O
「いきなり何すんだ!?」
「私の肩に触れた対価よ」

ギョッとして抗議すると、そう返された。

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:07:43.90 ID:F2H4nCm2O
「あんた、何か飲む?」

しばらくハルヒに尻を撫でられながら進むと、道路脇に自動販売機があり、ひと息つけそうな屋根付きのバス停へと、俺達はたどり着いた。

「珍しいな。お前が奢ってくれるなんて」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:10:08.89 ID:F2H4nCm2O
「……おい、ハルヒ」
「なによ」
「いい加減にしろ」

一体全体どうしたんだ、今日のこいつは。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:11:51.13 ID:F2H4nCm2O
「まったく……」

とにかく、疲れた。
それに、酷く喉が渇いた。
だからひとまず、コーヒーをひとくち飲むと。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:13:46.33 ID:F2H4nCm2O
「……俺はお前が、時々わからなくなるよ」

まさか、この為に一緒に下校していたとは。
そろそろ付き合いの長い俺でさえ、予想もしなかったことに、少しばかりショックを覚えた。
そうして落ち込んで、ふと気づく。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:15:10.50 ID:F2H4nCm2O
「雨、やまないな」
「そうね」

それからしばらくの間、喉仏と鎖骨を触り合い、ぼんやり降りしきる雨を眺めていると。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:16:49.27 ID:F2H4nCm2O
「なあ、ハルヒ」
「なによ」

とにかく気を逸らそうと思って、口を開いてみたけれど、気の利いた話題が思い浮かばず、なんと言ったらいいものか、悩んでいると。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:20:18.61 ID:F2H4nCm2O
「そろそろ、帰るか」
「あ、待って。今、飲んじゃうから」

促すと、ハルヒはココアをガブ飲みした。
それに釣られるように、コーヒーを飲み干す。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:22:28.60 ID:F2H4nCm2O
「それじゃあ、ためしに押してみるわね」
「やめろって! 洒落にならないだろうが!」
「あっ! こらキョン! 暴れんな!」

速攻で喉仏を押しにきたハルヒの攻撃を回避。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:24:05.73 ID:F2H4nCm2O
「それなら、こっちにも考えがあるわ!」

威勢が良いが、所詮は女だ。
単純な力比べならば負ける気はしない。
そんな俺の自信は、あっさりと覆された。
以下略 AAS



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