キョン「ぐえっ! な、何しやがる!?」ハルヒ「キョンの喉仏、捕まえた!」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/06/26(水) 21:07:43.90 ID:F2H4nCm2O
「あんた、何か飲む?」
しばらくハルヒに尻を撫でられながら進むと、道路脇に自動販売機があり、ひと息つけそうな屋根付きのバス停へと、俺達はたどり着いた。
「珍しいな。お前が奢ってくれるなんて」
「何を馬鹿なこと言ってんのよ。あんたが何か飲むなら私の分も一緒に買えって意味に決まってるでしょ? 私があんたに奢ってもいいのは、せいぜいそこら辺にある水溜りの水くらいよ」
いつから水溜りの水がハルヒの所有物になったのかは定かではないが、この女にまともな常識が通用するわけがないので、反論はしない。
「ほらよ」
「ありがと」
自販機で自分の分の冷たいコーヒーと、ハルヒの分の冷たいココアを買って、手渡した。
意外にも素直に感謝の言葉を口にしたハルヒに少々驚きながらも、バス停のベンチに座る。
「よっこらせ」
「よいしょ」
よいしょっと、ハルヒが膝の上に乗ってきた。
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