キョン「ぐえっ! な、何しやがる!?」ハルヒ「キョンの喉仏、捕まえた!」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/26(水) 21:10:08.89 ID:F2H4nCm2O
「……おい、ハルヒ」
「なによ」
「いい加減にしろ」

一体全体どうしたんだ、今日のこいつは。
気まぐれに傘を貸してくれたと思ったら、肩が触れたくらいで因縁をつけて俺の尻をまさぐり、ついでによく冷えたココアを奢らせてから、挙句の果てに膝の上に座ってきやがった。

前々から頭のおかしい奴だとは身に沁みていたが、いつにも増してあまりに脈略がなさすぎる不可解な言動を不審に思った俺は、尋ねた。

「これはいったいどういうつもりだ?」
「別に、どうだっていいでしょ」
「いいわけないだろ」

たしかに、ハルヒはそこまで重くなかったので膝の骨が砕けるような心配はないが、こんな場面を誰かに見られたらしち面倒なことになる。

「降りろ」
「やだ」

澄まし顔で拒否したハルヒに俺は怒鳴り散らす。

「いいから膝から降りろって!」
「私は私の目的の為にこうしてるの!」
「なんだか知らんが俺を巻き込むな!」
「あんたがいないと達成出来ないから、こうしてるんじゃないの! 察しなさいよ、バカ!」

察するも何も、その目的とやらすら定かではなく、明かすつもりもないのでは、俺にはどうしようもないだろうが。そのくらい察してくれ。


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