226: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:09:34.67 ID:l0zubfjX0
入口の鳥居近く。
兄ちゃんはちょっと心配そうに、境内の方を見てた。
227: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:10:13.58 ID:l0zubfjX0
「兄ちゃん、思いっきり真美の名前呼んだよね」
「あ」
228: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:10:41.16 ID:l0zubfjX0
「撒いたみたいだし、とりあえず人ごみを抜けよう」
「おっけー!」
229: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:11:11.68 ID:l0zubfjX0
「んー、ギリギリだね」
「そっちにも座りやすそうな岩あるだろう」
230: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:12:00.06 ID:l0zubfjX0
その時、視界の端が明るく光った。
直後、どーんと大きな音。
231: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:12:40.20 ID:l0zubfjX0
なんだろ。
さっきよりも、胸が超ドキドキする。
232: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:13:19.12 ID:l0zubfjX0
「――っ!」
233: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:14:00.29 ID:l0zubfjX0
「真美、お前……」
「……んっふっふー、油断大敵だよ、兄ちゃん」
234: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:14:55.40 ID:l0zubfjX0
「わっ!?」
そんな風に思い始めた時、兄ちゃんが真美の頭をぽんぽんと撫でた。
235: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:15:21.82 ID:l0zubfjX0
ちょっと背伸びしすぎたかな。
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