228: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:10:41.16 ID:l0zubfjX0
「撒いたみたいだし、とりあえず人ごみを抜けよう」
「おっけー!」
兄ちゃんに手を引かれて、誰もいない、ちっちゃな社の裏手に回る。
ふー、やっと一息つけるぜ……。
兄ちゃんもホッとしたように、近くの岩に腰掛けた。
「ん? もう人ごみは抜けたし、手放してもいいぞ」
「……やだ」
「やだってなぁ」
「だめ?」
「だめ、ってわけでもないが」
兄ちゃんが座ってる岩はけっこーおっきい。
隣に真美が座るスペースあるかな?
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