232: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:13:19.12 ID:l0zubfjX0
「――っ!」
どーん、どーん。
花火の音と人々の喧騒が響く。
その中で、兄ちゃんが何か言った。
でも、真美には聞こえないよ。
「んっ……」
暖かい。
柔らかい。
「ん……」
自分でも、ちょっとびっくりしてる。
でも、今身体を動かしてる真美は、とっても冷静で。
「……っぷはぁ」
のぼせあがった頭は、何も考えらんない。
一つだけ理解できたのは、兄ちゃんが多分これまで見た中で、一番驚いた顔をしてること。
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