3:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:36:49.58 ID:ON/YBn7N0
まつり「はいほー! 育ちゃん、Pさん、どうしたのです?」
育「あっ、まつりさん」
P「やあ。まつりこそどうしたんだ? 今日この後の予定はもうないから、先に帰ったものと思ってたよ」
4:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:37:31.53 ID:ON/YBn7N0
――こうして、育とまつりの個人練習が始まったのだった。
まつり「“憧れを叶えてきましょ”のところの手は、こんな感じにすると良いのですよ」
5:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:38:08.96 ID:ON/YBn7N0
育「こんどのわたしたち、正義の魔法少女としてステージに立つんだよね?」
亜利沙「はい! ドラマの撮影で使用したあのハイクオリティな武器をステージ上で振るいながら歌う……ムフゥ、最高の演出に興奮が収まりません!」
百合子「正直アクションが上手くできるかは不安だけど……でも、こんなチャンス滅多にないもの。頑張りたいです!」
6:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:38:51.43 ID:ON/YBn7N0
――翌日、レッスンルーム
まつり「ではエミリーちゃん、『ミラージュ・ミラー』の歌とダンス、もう一度頭から行ってみましょう」
7:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:39:35.20 ID:ON/YBn7N0
まつり「なるほど……以前からエミリーちゃんはこのお話のラストを「悲しいお別れ」と感じていると言っていましたね」
エミリー「ええ。ですが『ミラージュ・ミラー』はきっと、別れを惜しむ曲ではありませんから……」
まつり「それなら心配ご無用なのです。今のエミリーちゃんの解釈で最後まで演じきってもらえれば大丈夫なのですよ」
8:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:40:16.66 ID:ON/YBn7N0
――一時間後
ガチャ
9:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:40:54.30 ID:ON/YBn7N0
エミリー「育さん、どうでしたか?」
育「すごーい! とってもかわいかった! 二人とも、ダンスも歌も本当に上手だね!」
まつり「わんだほー! それは良かったのです」
10:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:41:36.03 ID:ON/YBn7N0
エミリー「なるほど……そういう考え方もできますね。育さんらしい意見だと思います」
育「やっぱりまつりさんは『Princess Be Ambitious!!』みたいに「自分で魔法をかけにいく」のがにあってるってわたしは思うな」
まつり「育ちゃん……わんだほー!な意見をありがとうなのです。とっても参考になったのです」
11:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:42:19.49 ID:ON/YBn7N0
ガチャ
亜利沙「ありさ失礼します! 育ちゃん、百合子ちゃんが復活しましたよ。レッスンを再開しましょう!」
育「亜利沙さん――うん、今行くからちょっと待ってて。それじゃあまつりさん、エミリーさん、練習がんばってね!」
12:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:43:03.04 ID:ON/YBn7N0
エミリー「シャルロットにとってのシャーロットとは何なのか――これまで私は、それを自分なりにずっと考えてきたのですが」
エミリー「今のお二人のお姿を見て、その根幹を掴む糸口を見つけられたかもしれません」
まつり「エミリーちゃん……本当にこのユニットのお仕事を大切に思ってくれているのですね」
13:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:43:49.15 ID:ON/YBn7N0
殺陣の先生「――よし! いい感じにまとまってきたね。それじゃあ切りも良いし、今日はこの辺りで解散しようか。みんな、お疲れ様」
育・百合子・亜利沙「ありがとうございました!」
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