【ミリマス】まつり「わたしの、お姫様」
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6:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:38:51.43 ID:ON/YBn7N0
――翌日、レッスンルーム


まつり「ではエミリーちゃん、『ミラージュ・ミラー』の歌とダンス、もう一度頭から行ってみましょう」

エミリー「はい。えっと、その前に……少しだけまつりさんにご相談が……」

まつり「どうしたのです?」

エミリー「この曲は『鏡の中のシャーロット』の物語の最後に流れる楽曲です。凜々しくも幻想的で、それでいて儚くて……魅力に溢れた楽曲だと思っているのですが…」

エミリー「先日振り付けの先生は、物語の中で成長したシャルロットの姿と、そんな彼女を尊重するシャーロットの姿を反映したいとおっしゃっていました」

エミリー「ですが……やはり私は、二人が最後に別れることになってしまったこの物語に、どうしても悲しさや寂しさを感じてしまうんです」

エミリー「劇の中でシャルロットが寄宿学校の制服を着てお義母さまと向き合う場面――それを演じるまつりさんの演技はとても素晴らしいものでした」

エミリー「振り付けの先生がおっしゃる成長した姿とは、まさにあれを指しているのだと感じています。けれど……」

エミリー「……果たして私は現在の考え方のままで、まつりさんの完璧な演技に対して、しっかり鏡映しになれるでしょうか……」


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