白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
↓
1-
覧
板
20
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:37:14.91 ID:2rdIn1Hc0
案の定電車が遅延しましたが、致命的なものではなく、私は無事に会場に着くことができました。
一番乗りだったようで、楽屋には誰もいませんでした。
ひとりで段取りのチェックをしたり、歌詞や振り付けの確認をします。
少しするとプロデューサーさんや共演者の皆さんが来たので挨拶をします。
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:37:42.64 ID:2rdIn1Hc0
ほたる(よかった……)
ほっと胸を撫で下ろします。
しかしすぐハッとなってかぶりを振ります。私は無事でも他の人がどうかはわかりません。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:38:21.44 ID:2rdIn1Hc0
P「……ほたる!」
プロデューサーさんが私の手を取ろうとして、「熱っ!」と叫んで引っ込めました。
ですが気にしている余裕もなかったようで、代わりに手首を掴んで引っ張ります。
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:38:49.83 ID:2rdIn1Hc0
怪獣「――――」
そこにいたのは――人型の巨大ロボットでした。
黒をベースとし、全身に隈なく幾何学的な白いラインが走っています。
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:39:17.88 ID:2rdIn1Hc0
グオオオオオオン……という重々しい音が背後から聞こえてきたと思うと。
凄絶な破壊音がし、同時に、私の全身から汗が噴き出ました。
――危ない。
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:39:46.76 ID:2rdIn1Hc0
ほたる「……?」
何が起きたか分からず、私はすぐさま立ち上がってプロデューサーさんの方を振り返りました。
そこにあったのは巨大な建物の瓦礫でした。私の背丈の二倍くらいはありそうなそれが目の前に立ち塞がっていました。
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:40:15.99 ID:2rdIn1Hc0
ほたる「――――!!」
――ピピピピピピッッ!!
けたたましい目覚ましアラームの音が、部屋に響いていました。
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:40:44.50 ID:2rdIn1Hc0
さっとシャワーを浴びたのち、洗面所で歯を磨きます。
くるくると回りながら排水溝に吸い込まれていく流水を見ながら、私はふと首を傾げました。
昨夜のうちに買っておいたおにぎりを食べることにします。
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:41:14.39 ID:2rdIn1Hc0
いや、それよりも――
さっきも感じた違和感。それはデジャヴに近いものでした。
頭の中の切れ端に引っ掛かり、しかしその正体が分からないから、胸の奥にもどかしさが募ります。
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/03/20(水) 15:41:59.16 ID:2rdIn1Hc0
針は十時五十分を指していました。
確かに、正体不明の不安は関係なく、そろそろ舞台裏に向かうべき時間です。
ほたる「はい。……行きます」
以下略
AAS
81Res/76.51 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1553063410/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice