白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:38:49.83 ID:2rdIn1Hc0

怪獣「――――」

 そこにいたのは――人型の巨大ロボットでした。
 黒をベースとし、全身に隈なく幾何学的な白いラインが走っています。
 鋭角的な肩当てや、V字型になっている頭部を見ると、豪壮な甲冑を着込んだ西洋騎士にも見えました。

 その頭部にはバイザーのような形をした青白い発光体があり、それが怪獣の眼に見えました。
 そして――

ほたる「…………」

 その眼がじっと私を見ている。
 そう思えてなりませんでした。

P「ほたる!」

ほたる「!」

 知らぬ間に足が止まっていたようで、プロデューサーさんの声が飛びます。
 腕を引っ張られ、またも走り出します。

 頭が混乱します。何でこんなことになっているんだろう。
 今さっきまで夢が叶えられると期待していたはずだったのに。

 ずっと走り続けていたせいで脚も痛み出します。
 息が切れ、小刻みな喘鳴が少しずつ私の精神を削り取っていきます。



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