【艦これSS】不器用を、あなたに。
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201: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:11:08.04 ID:WzqKT6fXO
扶桑「それに自身のせいで嫌われておいて、いざそれに我慢ならなくなったら相手に突っかかるだなんて、本当に救いようの無い性悪ね」

山城「それなら気に食わない考え方をするからといって集団で激しく罵倒しておいて、突っかかられるのは嫌だなんてのもおかしな話ではないですか」

扶桑「...つまりやめる気はないのね?」
以下略 AAS



202: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:12:09.04 ID:WzqKT6fXO
そして次の瞬間。




以下略 AAS



203: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:13:02.68 ID:WzqKT6fXO
山城「っ...」

山城は左側の頬を抑えている。


以下略 AAS



204: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:14:41.41 ID:WzqKT6fXO
電「...やっぱり行ってくるのです」

一方で電はといえば、やはり彼女の方針に基づき、山城を助けに行くのである。

その言葉に、一緒に序盤から騒動を見てきた響、とっくに追いついて再び合流していた暁と雷はコクンと頷くしかなかった。
以下略 AAS



205: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:15:20.40 ID:WzqKT6fXO
電「ありがとう、なのです。...それと、どうか今朝暁ちゃんが言ってくれたことを思い出して欲しいのです...」

電はそう小声で言い残して騒動の渦中へと向かった。

響「...みんなが喧嘩に注目してる隙に席取っちゃおうか」
以下略 AAS



206: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:16:36.16 ID:WzqKT6fXO
そんな暁型の行動に並行して、凍りつく空気を融解させるべく、扶桑が口を開く。

扶桑「もっと殴ってもいいのだけど、悔しいことに私達より遥かに強くて貴重な戦力であることは間違いないもの...」

大きなトラブルにしたくないという彼女の基本姿勢も、山城の戦力としての存在自体は有益と判断するからこそなのだろう。
以下略 AAS



207: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:17:41.18 ID:WzqKT6fXO
時雨「たしかに扶桑の言う通りだね」

まだそう遠くない位置にいた時雨が山城の近くに再び戻っていた。

時雨「でもみんなが限界まで強くなってお前が用済みになったら、その時はこの鎮守府から消えることになるだろうね」
以下略 AAS



208: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:18:33.08 ID:WzqKT6fXO





以下略 AAS



209: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:19:29.68 ID:WzqKT6fXO
電「山城さん...!大丈夫...なのですか?」

群衆から駆け寄って来た電に目をやると、面倒そうにこう答える。

山城「別にどうってことないわよ...」
以下略 AAS



210: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:20:26.26 ID:WzqKT6fXO
それを見届けると、電は厨房カウンターの所へ向かった。

途中で席を確保した姉妹艦の卓を見つけ寄り道してこれからする事を説明しようとした。
だが彼女達は電の言動をある程度理解しているためその必要は無く、「待ってるから」とだけ言われた。

以下略 AAS



211: ◆eZLHgmSox6/X[saga]
2019/02/25(月) 12:22:53.13 ID:WzqKT6fXO
深雪「電、またなのか?」

話しかけてきたのは、この鎮守府ではかなり古くからいる吹雪型駆逐艦だった。

電「深雪ちゃん...」
以下略 AAS



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