【モバマス】時子「30mmの彼方から」
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36: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:42:40.66 ID:1iL2fWn50

姿見に映った自分の姿を見ると、自分が自分でない錯覚さえ抱く。

ちひろ「着てみると、やっぱり時子ちゃん綺麗ですね。アイドルになった感じ、ありますね」

以下略 AAS



37: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:43:33.73 ID:1iL2fWn50

鏡に映った、自分の像。

今までとは違う自分。

以下略 AAS



38: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:45:45.55 ID:1iL2fWn50

突として、痛いほどの静寂が広がった。

時子「――は?」

以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage]
2018/11/03(土) 19:46:23.07 ID:yPO1HskWo
このやり手っぽいP見たことあるな
前にkwsmさんのSS書いた?


40: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:47:16.34 ID:1iL2fWn50
――

初めてハイヒールを履いた日のことは、鮮明に覚えている。

僅か12歳の頃だ。童話に出てくるような、赤い靴だった。
以下略 AAS



41: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:51:40.88 ID:1iL2fWn50



トレーナー「財前! 昨日言ったことがまたできていないぞ。遅れている。うまくやろうとしなくていい、自然にやるんだ」

以下略 AAS



42: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:52:52.64 ID:1iL2fWn50

時子「……」

何も言わずに部屋を出た私を、トレーナーは呆れたように見送っていた。

以下略 AAS



43: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:56:12.78 ID:1iL2fWn50

自分の歌を歌いながら踊っているのか、私のレッスンよりもずっと厳しそうだった。

やらなければならないこと、覚えなければならないこともずっと多いだろう。

以下略 AAS



44: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:57:03.38 ID:1iL2fWn50


本物だ、と思った。


以下略 AAS



45: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:58:30.88 ID:1iL2fWn50


まゆ「どうかされましたか?」

時子「……なんでもないわ」
以下略 AAS



46: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:59:10.17 ID:1iL2fWn50

彼女は視線をそらさない。

まっすぐと私を見据え、

以下略 AAS



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