【ミリマス】「プロデュース適正検査シミュレーション?」
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10: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2018/10/16(火) 02:24:34.31 ID:m8HzqJt80

「なにがあらゆるアクシデントを体験だよ! 律子め、トラウマになったらどうする気だ……」

だからこそ、次々叩く軽口とは裏腹に俺は内心酷く焦っていた。
現実じゃない。それは分かる。でも、それが感情の割りきりとイコールにはならない。
以下略 AAS



11: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2018/10/16(火) 02:25:06.23 ID:m8HzqJt80
とりあえずここまで。そんな長くならずにサクッと終われる予定です。


12:名無しNIPPER[sage]
2018/10/16(火) 10:19:20.04 ID:nAPlkRhWO
期待
プロデュース適正…?


13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/22(月) 23:59:37.82 ID:fTNKkWAX0
===

随分陳腐な表現だけど、本当に時間が凍ってしまったみたいだった。

俺の腕の中で目を覚まさない紬は、まるで童話のお姫様のようで。
以下略 AAS



14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/23(火) 00:01:07.32 ID:MEY+96OV0

おあつらえ向きに防寒具なんて着込んでいても、寒さや疲れの感じ方、五感は実にリアルだった。

帽子の下で隠れてるハズの耳はじくじくと、手袋越しなのに指はかじかんでいるのか痛痒い。

以下略 AAS



15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/23(火) 00:03:34.48 ID:MEY+96OV0

実際、近づくにつれて足が踏み抜く雪の厚みが減っていった。

自分よりも遥かに背の高い樹の根元に紬の体を横たえると、
俺は一仕事終えた安堵感から大きな大きなため息を吐いた。
以下略 AAS



16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/23(火) 00:04:44.85 ID:MEY+96OV0

「だやい……なんね、こん山ん中は……」

「良かった! 気がついたんだな紬。目を覚まさないから心配したんだぞ――」

以下略 AAS



17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/23(火) 00:06:48.14 ID:MEY+96OV0

「頼れん人」

その肩を抱きしめるようにして紬が呟く。表情は渋い。この場所は寒い。
それでも二人を取り巻く状況は好転したと思いたいさ。
以下略 AAS



18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/23(火) 00:09:26.69 ID:MEY+96OV0
===

とはいえ、そうのん気に構えてもいられない。
俺はこうしている間にも体へ積もり始めていた雪を払い、改めて辺りに広がる景色を確認した。

以下略 AAS



19: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/23(火) 00:10:37.32 ID:MEY+96OV0

「あなたには帰り道が分かるのですか? ……そもそも私たちはどうしてこんな場所へ」

「本当にな。俺たちなんで山に来たんだっけ」

以下略 AAS



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