【きんモザ】綾「誕生花と花ことば」
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1: ◆Ez.kO8O2GM[sage saga]
2018/08/30(木) 23:54:48.44 ID:H59eJdgK0
※鬱要素あります。

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2: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 00:33:02.44 ID:8ylbt7bN0

アリス「シノ、学校遅れるよ!新学期始まったばかりなのに!」

忍「アリス、先に行ってて下さい〜」

以下略 AAS



3: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 00:44:34.64 ID:8ylbt7bN0
――――



「暑いわね…」
以下略 AAS



4: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 00:56:02.01 ID:8ylbt7bN0
しかし綾の足取りは次第に速くなっていく。

そう、今日は陽子と2人で出かける日。

精一杯のおしゃれ(本人は指摘されると顔を真っ赤にして否定するだろうが)をして、待ち合わせ場所へと向かっている。
以下略 AAS



5: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 01:07:06.81 ID:8ylbt7bN0
――――

綾『もう、陽子!遅いわよ!』

陽子『ごめんごめん、綾と2人だから、どんな服着てこうか迷っちゃってさ〜』
以下略 AAS



6: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 01:16:10.90 ID:8ylbt7bN0
――――

「はっ!いけない」

幸せな妄想から醒めた綾は、時計を見た。
以下略 AAS



7: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 11:03:22.28 ID:Q360UySLO
しかし、10分経っても、15分経っても、陽子は来なかった。

「おかしいわね…」


8: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 12:33:15.58 ID:Q360UySLO
30分経った。さすがに30分来ないのはおかしい。

綾は、陽子の家に向かうことにした。

「メールだけ送っておこう」
以下略 AAS



9: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 12:41:03.88 ID:Q360UySLO
陽子が他のところへ出掛けたのか、とも思ったが、それはないだろう。約束してきたのは陽子の方である。

となると、「神隠し?」

いや、いくら何でもありえないだろう。
以下略 AAS



10: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 13:11:32.45 ID:Q360UySLO
綾は、陽子の居そうな所を手当たり次第見て回ることにした。

学校の前、いつもの公園など、色々なところで捜したが、どこにも陽子はいなかった。


11: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 14:22:19.77 ID:Q360UySLO
とうとう日も暮れかけて、夕方になってきた。

「陽子…どこにいるのよ…」

もう綾はあてもなくさまよっていた。
以下略 AAS



12: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 15:32:29.93 ID:Q360UySLO
綾『きれい…』

――――

「あの時の山だわ」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2018/08/31(金) 15:38:51.92 ID:JAaZOwgw0
風花「副作用には気をつけて下さいね!…シモッチって何かしら?」
ex14.vip2ch.com
茜「不屈の魂、夢ではありません!」
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摩美々「まみみのホーム・アローン、始まるよー」
以下略 AAS



14: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 15:59:17.77 ID:Q360UySLO
「陽子…?」

綾は陽子に向かって走りながら、違和感を覚えた。

陽子は木にもたれて、
以下略 AAS



15: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 16:04:08.53 ID:Q360UySLO
「ぃ、い、いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

陽子は生気のない、のっぺりと白い顔をしていて、綾が見てもすぐに死んでいると分かった。




16: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 17:34:29.64 ID:Q360UySLO
綾は震えて涙を流した。しかし陽子から目を離すことができない。

「ぁああああああ!!!」

陽子の顔は無表情だった。綾は陽子の色々な表情を今まで見て来たが、全くの無表情は見たことがなかった。
以下略 AAS



17: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 18:01:10.22 ID:Q360UySLO
「陽子…!陽子!陽子!陽子!」

綾は、動かない陽子の肩に手をかけて揺らした。しかし陽子の頭がぐわんぐわん揺れただけだった。


以下略 AAS



18: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 18:05:34.82 ID:Q360UySLO
「んっ…」

綾は眼を醒ました。

傍らには昨日と変わらず冷たいままの陽子がいた。
以下略 AAS



19: ◆Ez.kO8O2GM[saga]
2018/08/31(金) 22:34:52.05 ID:8ylbt7bN0
一晩経つと、さすがに少しは落ち着きを取り戻した。

しかし、その一方でどうしようもないほどの虚無感が綾を襲った。

「いっそ死んじゃおうかしら」
以下略 AAS



20: ◆Ez.kO8O2GM[sage]
2018/08/31(金) 22:53:46.06 ID:8ylbt7bN0
そこまで言って、綾は思わず口を噤んだ。

「まさか、まさかこれって…」

綾は気付いたのだった――陽子のスカートが、裂けていることに。
以下略 AAS



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