【モバマスSS】肇「私なりの色を」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 01:15:57.72 ID:8pRhN5eX0
「お疲れ様」
 撮影が終わって。
 プロデューサーさんが駆け寄ってきてくれた。
「凄い集中力だったな。俺も引き込まれたよ」
「あ、ありがとうございます。でも、お時間をおかけしてしまい、すいませんでした……」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 09:12:40.70 ID:8pRhN5eX0
 翌日。
 私は今日はオフをもらえた。
 プロデューサーさんはどうやら私の絵を持ち帰り、一枚を廊下に飾ってくれたらしい。
 プロダクションの中を歩き、私はその一枚をみつけた。
 私、描けたんだ。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 09:25:27.25 ID:8pRhN5eX0
 思い出すのは十年前。両親から実家に帰ると連れ出され、おじいちゃんの家にいたときの話。
 私は好奇心に駆られ、自分の家の何倍も大きいおじいちゃんの家を歩き回った。
 つんと鼻につく匂いを感じて、導かれるように一室に辿り着く。
 おじいちゃんが中に居て、何やら集中しているようだ。
 中へ入ろうとするとおばあちゃんに止められた。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 09:39:34.87 ID:8pRhN5eX0
「肇ちゃん」
 荒木さんは私をまっすぐ見つめてくれる。
「芸術は完璧なら評価されるかもしれないっス。でも、作者として楽しまなきゃ私は二流だと思うっス。肇ちゃんにはそれを知って欲しかったっス」
「……ありがとうございます。荒木さん」
 だから止めて下さいって、と笑う内に、荒木さんはトレーナーさんに呼ばれた。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 09:48:22.68 ID:8pRhN5eX0
 懐かしい匂いがする。
 やっぱりその元に、おじいちゃんはいた。
「ただいま」
 そんな声に少しだけ体を止めたけど、また動き出した。おかえりの言葉もなく、顔を見てくれない。
「どうした?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 10:13:04.24 ID:8pRhN5eX0
以上となります

拙い文章で失礼しました


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