7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:23:47.57 ID:Lqty2f6eO
心「くぅ〜〜っ! やっぱ仕事終わりのビールは格別だわ☆」
飛鳥「アイドルが出していい声じゃ……っと、もう引退していたね」
心「へへー、だから言いたい放題だぞ☆」
8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:25:30.20 ID:Lqty2f6eO
飛鳥「本当にお似合いだね、ふたりは」
心「……どゆこと?」
飛鳥「あっちも同じ言い訳を使ってきたんだよ。『心さんと会わないのかい』と聞いたら、『今は、飛鳥のプロデュースで手いっぱいだから……半端に時間をとっても、逆に迷惑だろうし』とね」
9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:26:40.40 ID:Lqty2f6eO
飛鳥「今日はありがとう。カレー、美味しかったよ」
心「こっちこそ、付き合ってくれてありがと! ごめんね、忙しいのに」
飛鳥「誰かとご飯を一緒に食べるくらいの時間はあるさ。都合がつけば、また誘ってほしい」
10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:29:15.28 ID:Lqty2f6eO
一週間後。
心「ありがとね。急な誘いだったのに乗ってくれて」
11: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:31:45.46 ID:Lqty2f6eO
P「髪、下ろしてるんですね」
心「どう? 前の方がよかった?」
P「いえ、どっちも素敵です」
12: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:33:11.26 ID:Lqty2f6eO
P「そうだ。忘れないうちに、渡しておかないと」
心「え?」
ガサゴソとカバンの中を漁り、綺麗にラッピングされた箱を取り出すプロデューサー。
13: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:35:15.27 ID:Lqty2f6eO
心「P」
P「あ、はい」
心「この一年間。遠慮とかしたり、変な意地張ったりとかして、全然あなたと会えなかった。ていうか、文字のひとつも送らなかった」
14: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:36:07.34 ID:Lqty2f6eO
それから、二ヶ月くらいの時が流れて。
心「というわけで、見事面接に合格して事務員として採用された佐藤心です! 皆さんよろしくね☆」
15: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:39:52.54 ID:Lqty2f6eO
梨沙「おはようございまーす。もう10月なのにあっついわねー」
心「おっ、梨沙ちゃん! おひさー☆」
梨沙「えっ……」
16: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:42:34.07 ID:Lqty2f6eO
梨沙「はい、完成♪」
梨沙ちゃんに任せるまま十数分。
17: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:43:08.90 ID:Lqty2f6eO
心「プロデューサー! はぁと、頑張るからね!」
P「はい。期待してます」
心「それと!」
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