佐藤心「もうすぐ32歳か……」
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9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:26:40.40 ID:Lqty2f6eO
飛鳥「今日はありがとう。カレー、美味しかったよ」

心「こっちこそ、付き合ってくれてありがと! ごめんね、忙しいのに」

飛鳥「誰かとご飯を一緒に食べるくらいの時間はあるさ。都合がつけば、また誘ってほしい」

心「……うん」

飛鳥「それと、もうすぐ心さんの誕生日だったね。何が欲しい?」

心「飛鳥ちゃんのサイン」

飛鳥「友人相手の贈り物にそれを選ぶのは、ボクが嫌だ」

心「えー? じゃあ、飛鳥ちゃんに任せる♪」

飛鳥「そうか。なら、こっちでちゃんとしたものを選んでおくよ」

心「サンキュー☆」

飛鳥「……Pも、食事に誘うくらいはできると思うよ」

心「……わかった。頑張る」

飛鳥「応援してるよ。それじゃあ、ボクはこれで」

心「またね〜」

手を振りながら、帰路につく友達の背中を見送る。

飛鳥「あ、そうだ」

ふと足を止めた飛鳥ちゃんが、くるりとこちらに振り返った。

飛鳥「一年ぶりだったけど……心さんは、あの頃の綺麗な女性のままだったね」

心「………」

飛鳥「また会おう」

再び前を向いて歩きだす飛鳥ちゃん。それをぼーっと眺めながら、私はこう思うのだった。

心「ついに大人の女性も堕とせるような色気がついたか。あのジゴロめ……」

『誰がジゴロだ』というツッコミが聞こえたような気がしたけど、事実だからしょうがないだろ☆

心「……さて!」

とにかく。
年下の子にあれだけ背中を叩かれて、何もしなけりゃ女がすたる。
部屋に戻った私は、勇気を振り絞ってスマホに手をかけた。







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