14: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/07/22(日) 23:36:07.34 ID:Lqty2f6eO
それから、二ヶ月くらいの時が流れて。
心「というわけで、見事面接に合格して事務員として採用された佐藤心です! 皆さんよろしくね☆」
飛鳥「………は?」
心「あれ、どしたの飛鳥ちゃん」
飛鳥「……なぜ、こんなことに?」
心「ちひろちゃんから事務員の採用募集してるって聞いて、来ませんかって言われたから来ちゃった☆」
飛鳥「もっかい。は?」
P「まさか本当にこんなことになるとは……ちひろさん、いいんですか?」
ちひろ「いいって、何がですか? 心さんはここの事情にも詳しいですし、事務員には適任だと思っただけですよ♪」
P「それは、そうでしょうけど」
飛鳥「……まあ、下手な遠距離恋愛されるよりはマシかもしれないね。でも、前の仕事先は大丈夫だったのかい?」
心「てんちょに相談したら、残念だけど応援してるってさ。そろそろ娘さんを跡取りとして働かせようとしてたらしいから、人員的にも問題ないって」
P「なんという豪運……」
心「あ、でも一個だけ要求があったよ」
P「それって?」
心「しゅがーはぁとのサイン♪」
飛鳥「ファンだったのかな、その店長」
心「そんなそぶりは見せてなかったんだけどねー」
とにかく、私は周りの人間に恵まれていることが改めてよくわかった。ワガママを受け入れてくれて、本当に感謝だ。
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