186: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:04:09.70 ID:/cdPx5HI0
あまりにも眩しい笑顔でそう言うので、俺はお言葉に甘えてパスタとドリンクのセットを注文した。
出来上がった料理は大層美味で、家で食べるアンチョビのそれに味がよく似ていた。
午後になると花澤と長田がやってきて、一緒にゲームをして遊んだ。
187: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:06:30.73 ID:/cdPx5HI0
2017年12月30日。土曜日。
キミドリ氏の好意で通行証を譲ってもらい、俺とアンチョビはサークル入場でビッグサイトへと入った。
長田と花澤は起こしても起きなかったので家に置いてきた。
188: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:09:09.74 ID:/cdPx5HI0
「……アンチョビさん」
「なんだ?」
「そろそろ話しておきたいんだけど、次の策、どうする?」
189: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:11:08.40 ID:/cdPx5HI0
「あぁ、キミドリさん、本当にありがとうございます」
「いえいえ、このくらいはお安いご用ですよ。そちらは? その後いかがですか?」
「ぼちぼちですかね。まぁその話はおいおい」
190: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:12:34.92 ID:/cdPx5HI0
「着替えてきたぞ! どうだ!」
「とても可愛いと思います」
「いやはや、やっぱり似合ってますねえ。……失敬、当たり前ではありますが」
191: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:15:05.29 ID:/cdPx5HI0
「それでは私は挨拶回りに行ってきますよ。後はよろしく頼みますっ」
と去っていったキミドリ氏と入れ替わりに俺がサークルスペース内へ入る。
アンチョビの隣に並んで、同人誌をさばいていった。
192: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:16:17.59 ID:/cdPx5HI0
ひとしきり歩くとコスプレ広場へ向かった。
アンチョビの服装はコスプレにあたるのかどうかわからないが、まぁ細かく気にする者もいなかろう。
コスプレ広場にて、アンチョビが「はあっ」とポーズをとると、周りでぱしゃぱしゃとシャッター音が鳴った。
193: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:17:07.69 ID:/cdPx5HI0
ビッグサイトを出て家に戻ると、花澤と長田がリビングに寝転がって漫画を読んでいた。
その口で図々しくも「夕飯食ってくわ」とか言い出すものだから、「じゃあお前ら夕飯の材料買ってこい」と言って家から叩き出した。
1時間後に戻った二人は、食材だけでなく酒も買い込んできていた。
194: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:20:49.55 ID:/cdPx5HI0
2017年12月31日。日曜日。
長田の「俺の戦利品買うの手伝って」令により、早朝からビッグサイトの長蛇の列に並んだ。
俺や花澤だけでなくアンチョビにも付き合わせる辺り、長田の鬼畜ぶりが垣間見える。
195: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:22:39.12 ID:/cdPx5HI0
戦利品の分配が終わり、花澤と長田はビッグサイトを去った。
二人とも今日の内に新幹線で実家へ帰るらしい。
俺はといえば、まぁ今年の帰省はなしだ。
母からのメールにも「帰らない」と昨日のうちに返しておいた。
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