188: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:09:09.74 ID:/cdPx5HI0
「……アンチョビさん」
「なんだ?」
「そろそろ話しておきたいんだけど、次の策、どうする?」
「策? なんのだ?」
「監督と話したじゃん。残念ながら元の世界へ帰る方法はわからず仕舞いだったけど、情報は増えたわけだし」
「……あぁ、その話か」
アンチョビは心なしか目蓋を落とし、言葉を続ける。
「そうだな、次の策というか、話したいのは――」
そこまでアンチョビが言ったところで、館内に入った俺たちの耳に「おぉお〜〜、お久しぶりです〜〜」と声が届いた。
顔を向けると、キミドリ氏がサークルスペースで右手を振っている。
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