184: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:00:12.95 ID:/cdPx5HI0
「なるはやですかねー。2月末くらいですか」
「とりあえず社長に言っとくが、それなら別に構わんだろうと思うよ。プロジェクトの途切れめだしな。まぁ俺個人としては心底残念だよ」
淡々と言う上司に「はぁまぁそうですね」と返し、俺は会社を出た。
185: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:02:46.80 ID:/cdPx5HI0
2017年12月29日。金曜日。
前日に仕事を納め、冬休み初日。そして冬コミも初日だ。
普段なら俺もコミケには初日から参加しているのだが、今回はアンチョビもいることだし自重することにした。
186: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:04:09.70 ID:/cdPx5HI0
あまりにも眩しい笑顔でそう言うので、俺はお言葉に甘えてパスタとドリンクのセットを注文した。
出来上がった料理は大層美味で、家で食べるアンチョビのそれに味がよく似ていた。
午後になると花澤と長田がやってきて、一緒にゲームをして遊んだ。
187: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:06:30.73 ID:/cdPx5HI0
2017年12月30日。土曜日。
キミドリ氏の好意で通行証を譲ってもらい、俺とアンチョビはサークル入場でビッグサイトへと入った。
長田と花澤は起こしても起きなかったので家に置いてきた。
188: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:09:09.74 ID:/cdPx5HI0
「……アンチョビさん」
「なんだ?」
「そろそろ話しておきたいんだけど、次の策、どうする?」
189: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:11:08.40 ID:/cdPx5HI0
「あぁ、キミドリさん、本当にありがとうございます」
「いえいえ、このくらいはお安いご用ですよ。そちらは? その後いかがですか?」
「ぼちぼちですかね。まぁその話はおいおい」
190: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:12:34.92 ID:/cdPx5HI0
「着替えてきたぞ! どうだ!」
「とても可愛いと思います」
「いやはや、やっぱり似合ってますねえ。……失敬、当たり前ではありますが」
191: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:15:05.29 ID:/cdPx5HI0
「それでは私は挨拶回りに行ってきますよ。後はよろしく頼みますっ」
と去っていったキミドリ氏と入れ替わりに俺がサークルスペース内へ入る。
アンチョビの隣に並んで、同人誌をさばいていった。
192: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:16:17.59 ID:/cdPx5HI0
ひとしきり歩くとコスプレ広場へ向かった。
アンチョビの服装はコスプレにあたるのかどうかわからないが、まぁ細かく気にする者もいなかろう。
コスプレ広場にて、アンチョビが「はあっ」とポーズをとると、周りでぱしゃぱしゃとシャッター音が鳴った。
193: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/18(水) 23:17:07.69 ID:/cdPx5HI0
ビッグサイトを出て家に戻ると、花澤と長田がリビングに寝転がって漫画を読んでいた。
その口で図々しくも「夕飯食ってくわ」とか言い出すものだから、「じゃあお前ら夕飯の材料買ってこい」と言って家から叩き出した。
1時間後に戻った二人は、食材だけでなく酒も買い込んできていた。
293Res/190.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20