遊び人♀「おい勇者、どこ触ってんだ///」
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261:今日はここまでです ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/06/02(日) 20:06:24.94 ID:NZ43uSLl0


 もう、彼女に酒を無理やり飲ますことはできそうにない。だが、俺にはまだ秘策があった。


以下略 AAS



262:名無しNIPPER
2019/06/03(月) 01:09:00.28 ID:Lt3ypCHEo
そりゃそうなるよね
綺麗な雨なんだろうな…
おつおつ


263:名無しNIPPER[sage]
2019/06/03(月) 23:49:08.89 ID:6O8gSbKDO

明日のジョーばりのゲ〇か…



264: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/06/05(水) 22:39:02.75 ID:1oYqpqim0
 目を回している彼女の頭を、優しく俺の太ももの上にのせる。長年、如何なる目的も果たせなかった俺ではあるが、ようやく一つ成しえることができた気がする。

 久方ぶりに彼女の顔を拝むが、やはりとんでもない美少女だ。こんなに、幼く可愛らしい顔つきをした美少女の頭をふとももに載せるなんて、なんと扇情的で犯罪的なんだろうか。だが彼女は、立派な大人。そこに違法性は一切ない。というか、彼女の生い立ちを鑑みるに、とんでもない年上の可能性だってあり得る。

 彼女の頭の重みが、俺に歓喜の震えを与える。俺の鋼の精神は、恐慌状態へと陥り、あまりの喜びに泣き叫びたいほどだ。
以下略 AAS



265: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/06/05(水) 22:39:41.28 ID:1oYqpqim0


「おい、やめおー」


以下略 AAS



266: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/06/05(水) 22:40:08.07 ID:1oYqpqim0

 俺たちは、目が覚めてジタバタもがいている身体をよそにバーカウンターに並べられた椅子に腰かけた。バーカウンターの上に据えられた彼女の指示で、俺はグラスに琥珀色の酒を注ぐ。独特な芳ばしい香りが鼻を衝く。


「水で割るか?」
以下略 AAS



267: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/06/05(水) 22:40:34.52 ID:1oYqpqim0


 炎魔将軍の言葉を思い出す。「人に化けると、思考や性質が人間に寄ってしまう」。おそらく、彼女にもそれが起こったのだろう。魔王軍という群れを一人離れ、人間として日常をおくる中で魔王への忠誠心が薄らぎ、強い自我に目覚めたのだ。


以下略 AAS



268:名無しNIPPER[sage]
2019/06/06(木) 01:37:04.35 ID:E4xWz+6DO




269:名無しNIPPER
2019/06/06(木) 01:45:30.92 ID:nmPClHWKo
おつおつ
やっと最初のところにきたな
さびしい


270:名無しNIPPER[sage]
2019/06/06(木) 02:10:10.08 ID:mCNBcR59o
そういやそんな始まりだったなと思って読み直してきたら遊び人の涎がすごいシリアスに書かれてて笑っちゃった
自然にミスリードを誘うこの描写力見事よなぁ


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