遊び人♀「おい勇者、どこ触ってんだ///」
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240: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:32:17.19 ID:qW+Kebhi0


「……元気にしています」


以下略 AAS



241: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:32:45.57 ID:qW+Kebhi0

 検討の余地などない。魔王が人々に害をなさないというのであれば、俺が勇者として奴を打ち倒す必要もない。それに、耐性の力を失うことなく、千鳥足テレポートが使えないままでも彼女に会えるというのなら、それこそ魔王を打ち倒す理由が無くなる。


「俺は、二度と魔王に危害を加えない」
以下略 AAS



242: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:33:13.08 ID:qW+Kebhi0

「どうやら、俺は勇者失格なようだ……かつて身に宿していた使命感は既に腐りきってしまった。もはや、自身のことを《勇者》だなどと名乗ることも憚られる」


「そうですね……それでしたら貴方は《ビール》とでも名乗ったらいかがです?」
以下略 AAS



243: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:33:44.60 ID:qW+Kebhi0

 俺は、呆けている炎魔将軍に張り手を一発かまし「連れていけ」と促す。炎魔将軍は、機嫌悪そうに頬をさすり歩き出し、俺はそのあとを黙ってついていく。

 中二階を降り、大樽の間を進んでいくと地下に続く階段が姿を現した。周りには樽が敷き詰められており、近づかなければ全く気づきようがない。つまるところ、秘密基地の更なる秘密通路という奴だ。魔王城の玉座の後ろにある階段みたいなものだ。

以下略 AAS



244: ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:34:19.11 ID:qW+Kebhi0


「炎魔将軍、お前に借りは作りたくない」


以下略 AAS



245:今日はここまでです ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/25(土) 17:35:57.79 ID:qW+Kebhi0

――――――

 ラストオーダー
 最後の一杯  勇者根性スピリッツ
以下略 AAS



246:名無しNIPPER[sage]
2019/05/26(日) 01:13:16.78 ID:WWM7aG7DO
乙乙
いよいよか…


247:名無しNIPPER
2019/05/26(日) 01:46:17.19 ID:dNndWTMio
彼女に会える!
おつおつ


248:名無しNIPPER[sage]
2019/05/26(日) 10:44:09.61 ID:LwhCYcO6o

いいぞー


249:名無しNIPPER[sage]
2019/05/27(月) 03:51:47.15 ID:4ovJX+48o
読み始めたときはまさかこんな熱い展開があろうとは思いもよらんかったわ
最終章期待C


250:今日はここまでです ◆CItYBDS.l2[saga]
2019/05/28(火) 23:51:32.71 ID:AHhj4HuT0
 窓から差す月明かりが、舞い上がった埃を綺麗に照らしている。周囲を見渡すが、薄暗く部屋の全容を見渡すことはできない。

 唐突に、部屋の中にカツーンカツーンと乾いた音が広がった。音の反響具合を聞くに、相当に広い部屋だということがわかる。
 いや、いまはそれよりも、この乾いた音だ。一定の間隔で鳴り続けるこの音は、間違いなく何者かの足音であり。それも、少しずつ俺の方に近づいてきている。

以下略 AAS



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