1:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:47:35.14 ID:uXJfJ2s20
『第2話 マジでセクシーなタチバナです』
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2:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:48:06.62 ID:uXJfJ2s20
――東京都内、橘宅(玄関)
ガチャッ!
ありす「いってきます」
3:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:48:36.14 ID:uXJfJ2s20
文香「おはようございます……今日は、体育の授業が、あるんですか?」
ありす「あ、この体操着ですか? はい、午後に跳び箱の授業があって」
4:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:51:07.91 ID:uXJfJ2s20
――午前、ありすの通う学校
「イチゴクレープが食べたいー!」
「イチゴのサンドイッチが簡単じゃない?」
5:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:53:46.35 ID:uXJfJ2s20
――放課後、通学路
ありす「……」ムスッ
ゆっこ「もー、そんなあからさまに膨れっ面にならなくてもいいじゃないですか」フワフワ
6:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:56:40.25 ID:uXJfJ2s20
――大田区(大通り)
ありす「はぁっ、はぁ……すみません、疲れました」ハァ、ハァ、ハァ……
ゆっこ「おかしいですねぇ……こんなに走るなんて。これだけ離れた場所の反応で、ペンデュラムがこんなに激しく動くなんて……」
7:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:57:08.69 ID:uXJfJ2s20
ありす「マジカルチェーンジ!!」
パアアアアアアッ!!!!
シュパアアアア……
8:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:59:27.98 ID:uXJfJ2s20
ゆっこ「うー……あ、そうですありすちゃん、この前出したながーい魔法の杖、アレ使って空を飛びましょう!」
ありす「え、出来るんですか?」
ゆっこ「はい! 杖にまたがってすいーっていきましょう!」
9:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:02:11.12 ID:uXJfJ2s20
魔物「ぴにゃっ! ぴにゃっ! ぴにゃっ!!」
ありす「あれ、絶対にバカにしてますね……」
ゆっこ「はい」
10:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:03:02.84 ID:uXJfJ2s20
――夕方、事務所
文香「なるほど……霧のように、魔物が散っていった、と……」
ありす「はい。まあ、離れた場所にいたのでどの道逃げられていたと思いますが」
11:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:03:37.12 ID:uXJfJ2s20
ガチャッ!!
12:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:04:06.26 ID:uXJfJ2s20
P「今回指定されているドレスは落ち着いたデザインが多いから、文香も着やすいと思って一緒に入れてみたけど、どうだ?」
文香「……はい。頑張り……ます」
P「難しいかもしれないけど、ある程度はリラックスしてやれると思う。とびきりの笑顔って感じでする撮影でもないし、今回で少し慣れておこうか」
13:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:04:35.58 ID:uXJfJ2s20
――夜、橘家(ありすの部屋)
ありす「うーん……」
ゆっこ「どうしたんですか? さっきから唸ってますけど」
14:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:05:41.29 ID:uXJfJ2s20
――翌日、午後、大田区(大通り)
ゆっこ「案の定、収穫はゼロです」
ありす「魔物の反応もありませんしね」
15:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:06:12.91 ID:uXJfJ2s20
――カフェテラス
文香「……」ホワァ……
ゆっこ「いまにも死にそうだった顔が、みるみるうちに生気を取り戻していきますね!」
16:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:07:24.81 ID:uXJfJ2s20
ありす「すみません」
???「……あら、私?」
ありす「はい。あの……このパスケース、そこのテーブルの下に落ちていたんです。あなたが高橋……礼子さんですか?」
17:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:08:59.85 ID:uXJfJ2s20
ありす「やっぱり、あの人の物だったみたいです」
ゆっこ「ずいぶんと美人な人ですね」
ありす「今日はパーティーがあるみたいですよ。ドレスを着ているのもその為だと思います」
18:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:10:44.88 ID:uXJfJ2s20
ゆっこ「えぇぇ〜? それはないですよ、ユッコは他の世界で炎の中や、海の中でもアイツらと戦ったことがありますが、そんな体が突然変わるなんて……」
文香「ですが、ユッコさんは先日お話してくれたかと思います……このような現象は、今までになかった、と……」
ゆっこ「まあ……それはそうですけど……」
19:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:13:59.56 ID:uXJfJ2s20
――数時間後、夕方、大田区
ゆっこ「なーんにも収穫なかったですね。海沿い歩いても寒いだけでしたし」
文香「すみません……どうやら、私の考えが、見当違いだったようで……」
20:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:17:04.69 ID:uXJfJ2s20
文香「お昼に、お会いした方ですね……」
ありす「はい。ここのホテルでのパーティーの帰りだったみたいですね」
ゆっこ「いいですねパーティー。ユッコも美味しい物食べたいです」
21:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 06:17:48.96 ID:uXJfJ2s20
――数日後、事務所
P「よし、戸締りも終わったし、それじゃ現場行こうか」
文香「はい……」
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