ありす「今日も魔法少女、頑張ります」
1- 20
4:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:51:07.91 ID:uXJfJ2s20
――午前、ありすの通う学校

「イチゴクレープが食べたいー!」

「イチゴのサンドイッチが簡単じゃない?」

ありす「何を言っているんですか。ここはイチゴパスタを作る以外に有り得ません」

「えー、イチゴにスパゲティってマズそう」

「絶対おいしくないって」

ありす「聞き捨てなりませんね。イチゴパスタはここ最近、ナウなヤングにバカウケの料理なんですよ」

「ええええー? 嘘だー!」

ゆっこ『ありすちゃん、さっきから何を揉めてるんですか?』

ありす『ああユッコさん。念話ですか……いえ、明後日の家庭科の授業でやる調理実習で作る料理について、班の中で何にするか決まらなくて……イチゴを使わなきゃならないんですけど』

ゆっこ『それならイチゴサンドにしましょうよ。ユッコも食べたいです』

ありす『何を言ってるんですか。イチゴパスタ以外に作る物なんてありませんよ』

ゆっこ『ええー……それ、絶対マズイですよ。マジカルランドでもイチゴパスタなんて見ませんし。というか、ファミレスとかに行っても全然見ないメニューじゃないですか』

ありす『それは腕の悪い料理人が多いだけです。しっかりと調理すれば、美味しいイチゴパスタになります』

ゆっこ『それって大多数の料理人が作ってもマズイだけってことじゃないですか。やめましょうよそんなの、ありすちゃんが美味しく作れると思えませんし』

ありす『これだから住所不定無職の妖精は……』

ゆっこ『あーっ! なんですかその言い方は! ユッコだって王国に家くらいありますよ! 失礼ですねもうっ!』


……
…………



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
48Res/44.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice