3:名無しNIPPER[saga]
2018/04/23(月) 05:48:36.14 ID:uXJfJ2s20
文香「おはようございます……今日は、体育の授業が、あるんですか?」
ありす「あ、この体操着ですか? はい、午後に跳び箱の授業があって」
――この人は鷺沢文香さんです。近所で書店を営んでいる叔父さんのお手伝いをしている聡明な方です。今年の春に大学生になりました。
ゆっこ「おはようございます! 文香さんは、今日は事務所ですか?」
文香「おはようございます……午前の講義を受けた後に、午後から、ボーカルトレーニングが……」
ゆっこ「そういえば昨日頂いた筑前煮、とても美味しかったです! まだ残ってますか?」
文香「昨夜のなら、余ったものが冷蔵庫に……」
ゆっこ「それじゃありすちゃんを学校に送った後でごちそうになります!」
ありす「あなた……それは図々しいにも程があると思いますが……」
ゆっこ「いやぁ、この世界のご飯は美味しいですねぇ……妖精の舌にもバッチリです」
――まあ、この変な妖精に乗せられて、成り行きで魔法少女になった、といったところでしょうか。
ありす「私も学校が終わったら事務所に行きますので、夕方は一緒に帰りませんか?」
文香「はい……待ってます」
ありす「それじゃあ、行ってきます」タッタッタッタ……
……
…………
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