「それでは、勇者の面接を始めます」
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5: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:15:45.61 ID:hRbC8D020
剣聖「一つ二つ死地を繰りぬけることができたなら、あるいは・・・」

剣聖「まあ、勇者として認めて差支えは無いほどの腕前ではあった」

大司教「それって、どれくらいの強さなんじゃ?」
以下略 AAS



6: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:16:14.18 ID:hRbC8D020
行政官「確かに、ありましたね」

剣聖「あれを、勇者の印言い張るつもりか・・・」

行政官「ちょっと、無理がありませんか」
以下略 AAS



7: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:16:40.96 ID:hRbC8D020
剣聖「・・・?」

大司教「鈍いやつじゃのう、ただの星の羅列ですら神の姿になぞらえられ崇められるほどなのじゃ」

大司教「黒子の並びを、勇者の印に見立てても罰はあたるまいて」
以下略 AAS



8: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:17:11.69 ID:hRbC8D020
――――――

先代勇者が、魔王を討伐し世界を救った褒美として
その功績を国からたたえられ、自治領土と爵位を与えられたのは知っておろう?

以下略 AAS



9: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:17:38.09 ID:hRbC8D020

いまとなっては、はっきりと言える
それは、誤りであったと

教会からの強大な支援も加わり、7代遊んで暮らせるほどの資産を得た勇者は、遊蕩に贅を尽くすようになった
以下略 AAS



10: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:18:05.94 ID:hRbC8D020
――――――

「勇者殿、いったい何を考えられているのですか!?教会は、貴方に堕落の味を覚えさせるために援助を申し出たのではありませんぞ!」

勇者「そう、ぎゃあぎゃあわめかないでくださいよ」
以下略 AAS



11: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:18:33.44 ID:hRbC8D020

勇者「人々を堕落ねえ。まさに悪魔の所業というわけですか」

「・・・っ。貴方は聖人ですよ」

以下略 AAS



12: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:19:01.20 ID:hRbC8D020
勇者「現に、俺は俺の価値観、倫理観、考え方のまま生きてきて、それを女神に認められた」

勇者「なれば、女神の考える人の在り方は教会のそれとは違っているということだ」

「・・・」
以下略 AAS



13: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:19:27.79 ID:hRbC8D020
――――――

大司教「私は、勇者とはある種の化け物出なくてはならないと考えている」

大司教「世間一般とはかけ離れた思想、振舞、そういったものが世界をかき回していくのだ」
以下略 AAS



14: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:19:55.13 ID:hRbC8D020
行政官「それでは、よろしくお願いします」

行政官「若い男と仲間たち、彼らは勇者足り得るか?」


以下略 AAS



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