「それでは、勇者の面接を始めます」
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11: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:18:33.44 ID:hRbC8D020

勇者「人々を堕落ねえ。まさに悪魔の所業というわけですか」

「・・・っ。貴方は聖人ですよ」

勇者「わかっているじゃあないですか、そう。俺は聖人なんですよ」

勇者「教会が認めた、聖人」

勇者「ただそれだけじゃあない。俺はただの聖人なんかじゃあないさ」

「なにを・・・?」

勇者「俺は、女神から唯一力を託された男。つまり、俺は女神に認められたということです」

勇者「教会に認めてもらうまでもないということだ」

「そ、それはあまりにも傲慢な物言いではありませんか!」

「貴方は、教会がこの国のために如何に尽くしてきたかご存じないのですか!?」

勇者「別に。教会を貶めているわけじゃあないですよ」

勇者「俺だって、女神正教徒であることには違いない」

勇者「まあ、敬虔な信者と呼べるほどじゃあないが」

「なれば、女神正教徒らしく振舞おうとは思わないのですか」

「女神正教徒は、第一に勤勉であることを求められている。堕落した生活から立ち直るのです勇者様!」

勇者「それはおかしい話だ。俺は勤勉に働いた。そして魔王を倒した」

勇者「今の生活は、その報酬。俺は俺が正当に得た報酬を、使っているだけだ」

勇者「それに、教会の訓戒は教会が作ったまやかしだ」

「!?」


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