「それでは、勇者の面接を始めます」
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7: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/03/30(金) 08:16:40.96 ID:hRbC8D020
剣聖「・・・?」

大司教「鈍いやつじゃのう、ただの星の羅列ですら神の姿になぞらえられ崇められるほどなのじゃ」

大司教「黒子の並びを、勇者の印に見立てても罰はあたるまいて」

剣聖「お、横暴な・・・」

大司教「ははは、伝統と慣例に習うのが教会じゃ。星座を考え出した、古代の人々に習って何が悪い」

剣聖「・・・ぐぬぬ」

行政官「うーん、まあ言いたいことはわかりました。教会の方から、そのような意見がでるなら是非もないです」

剣聖「では、大司教は彼の者を勇者と認めるということでいいのか?」

大司教「早まるでない」

大司教「儂は反対じゃ」

剣聖「・・・さっきまでの話はなんだったんだ」

大司教「勇者の印など、どうでもいいという話じゃ」

行政官「反対の理由をお聞かせ願えますか?」

大司教「彼らは、決して勇者足り得ぬ」

大司教「なぜならば、彼らは普通過ぎるからじゃ」

行政官「普通じゃ駄目だと?」

大司教「まあ、納得いかんじゃろうな」


大司教「そうじゃのう、儂が勇者に初めて会った時のことを話してやろうか」


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