千早「賽は、投げられた」
1- 20
348:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:00:33.43 ID:Zo4S+Uss0

宝物の輝きが窓の外へ漏れないように。

誰かから隠すように、こっそりと表紙をめくる。

以下略 AAS



349:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:01:02.89 ID:Zo4S+Uss0

彼女は、自らの運命を知っていた。

叶わぬ夢、いずれ訪れる虚無の恐怖。

以下略 AAS



350:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:01:31.99 ID:Zo4S+Uss0

ページをめくるたびに、彼女の奮闘記が現れる。

どこかの世界であったかもしれない、夢の日々。

以下略 AAS



351:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:02:36.50 ID:Zo4S+Uss0

レッスンに取り組む春香。

営業へ赴く春香。

以下略 AAS



352:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:03:05.20 ID:Zo4S+Uss0


『律子さんが昔貰ったファンレターを見ました』


以下略 AAS



353:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:03:31.10 ID:Zo4S+Uss0

「痛っ……」


ずきん、と、頭の奥が響いた。
以下略 AAS



354:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:04:20.67 ID:Zo4S+Uss0

一行ずつ、声に出して読む。


「美希が遅刻して、みんなで謝りました」
以下略 AAS



355:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:04:56.10 ID:Zo4S+Uss0

「……どうして、私は知っているの?」


これらは彼女の夢。
以下略 AAS



356:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:05:59.49 ID:Zo4S+Uss0

「私の、歌を、みんなが……」


読み上げる声が震える。
以下略 AAS



357:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:09:18.28 ID:Zo4S+Uss0

「ぅあぁ……ぁ、あぐぅうぅ……!」


堪えようとする。
以下略 AAS



640Res/352.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice