349:名無しNIPPER[saga]
2018/04/09(月) 22:01:02.89 ID:Zo4S+Uss0
彼女は、自らの運命を知っていた。
叶わぬ夢、いずれ訪れる虚無の恐怖。
それでも彼女は叫んだ。
『なんで、神様』
『目指すことさえ許してくれないんですか』
彼女は終わりが近づいても、恐怖を叫ばなかった。
彼女が嘆いたのは、日々の終わりでも、自らの病でもない。
自らの力で、夢を目指せないこと。
この日記は、そんな彼女の、夢。
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