千早「賽は、投げられた」
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220:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:06:23.58 ID:Uj/nf4tu0

その日も私は、いつものように病院へ向かった。

発作はもう、殆どなくなっていた。

以下略 AAS



221:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:06:49.46 ID:Uj/nf4tu0

「ん、千早か」

「こんにちは。お見舞いですか?」

以下略 AAS



222:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:07:16.67 ID:Uj/nf4tu0

入口のところには名前が書かれた表札があった。

女性の名前。

以下略 AAS



223:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:09:35.70 ID:Uj/nf4tu0

無機質な白い壁に囲まれ、締め切られた病室。

傍の棚に置かれた花瓶に挿されたオレンジ色のガーベラ。

以下略 AAS



224:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:10:23.02 ID:Uj/nf4tu0

覚えのあるシャンプーの香りが、私の鼻腔をくすぐった。


髪は肩よりも少し長い。
以下略 AAS



225:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:12:11.32 ID:Uj/nf4tu0

そう。


私は知っている。
以下略 AAS



226:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:12:53.37 ID:Uj/nf4tu0


入口にあった表札。


以下略 AAS



227:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:14:25.36 ID:Uj/nf4tu0


春■。


以下略 AAS



228:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:15:53.56 ID:Uj/nf4tu0


あっという間に心が熱く熱く燃え上がる。

冷え切っていた私にとって、その動きは急激過ぎて。
以下略 AAS



229:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:17:08.10 ID:Uj/nf4tu0


春香!

ああ、春香、春香、春香!
以下略 AAS



230:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:19:33.69 ID:Uj/nf4tu0


春香!

春香、寝てなんていないで早く起きて!
以下略 AAS



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