千早「賽は、投げられた」
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221:名無しNIPPER[saga]
2018/04/04(水) 10:06:49.46 ID:Uj/nf4tu0

「ん、千早か」

「こんにちは。お見舞いですか?」

「ああ、ちょっと知り合いのな」


プロデューサーが出て来たのは個室部屋。

その浮かない表情も手伝い、ただの入院でないことは容易に想像がついた。

プロデューサーは、閃いた!というような表情をした。


「お前、もう暇か?」

「私ですか? はい、あとは帰るだけですが」

「良かったら会ってやってくれないか? 千早のファンなんだ」

「私は構いませんが」


そう頼まれれば、特に会わない理由はない。

ファンだという人物にとってプラスになるかどうかは保証できないけれど。


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