【ミリマス】P『終わり終わり』
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6:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:40:39.85 ID:7Wj9+WkBO
どうしちゃったんですか、と言われても。

もしかして前に顔合わせとか済ませていて、レッスンとかで何回か通っていたりするのか。

もしそうなら最低だぞ、俺。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:41:52.28 ID:7Wj9+WkBO
「いや変な意味ではなくて、これから君をアイドルとして輝かせるためにって意味で……」

「青羽さん」は俺の言葉に目を丸くさせて、そして吹き出した。

「もー冗談はやめてくださいよー。 ビックリしちゃったじゃないですかー」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:43:11.46 ID:7Wj9+WkBO
衣装の直しがあるのでー、と去った青羽さんの背中を見ながらそう心に誓う。

ごめんなさい、青羽さん。あとでなんか甘いもの買ってきます。

そうしていると、二人が“劇場”に入ってきた。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:44:00.89 ID:7Wj9+WkBO
「どうしたのですか、そんなにキョロキョロと落ち着きなく周りを見渡して。 ……まさか私の顔が見るに耐えないと言いたいのですか?」

空色の髪の毛の子が俺にそう言う。

「い、いや違う。……あー、その、なんだ。 こういう普通の“劇場”もたまにはいいなぁって思って」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:45:21.27 ID:7Wj9+WkBO
「プロデューサー、もしかしてあなたは馬鹿なのですか? そのようなことが現実で可能なわけないではありませんか。 ……はっ、まさか、私たちには本当のことを話すほどの価値もないということですか」

どう応えたものかと一瞬思案していると、栗色の髪の女性が助け舟を出してくれた。

「紬ちゃん、あんまりプロデューサーさんを困らせちゃいけないわよ。 今は冗談かもしれないけれども、そうなるように頑張るってことよ」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:47:42.28 ID:7Wj9+WkBO
咄嗟に栗色の髪の女性がいった、「つむぎ」という恐らく空色の髪の女の子の名前を入れたのはファインプレイだったと思う。

小鳥さんの時と同じく、普段からそう呼んでたかは疑問だが。

「つむぎちゃん」の顔は赤く染まっていた。どうやらまたいつもとは違う呼び方をしてしまったらしい。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:48:25.40 ID:7Wj9+WkBO
そう言った俺を栗色の髪の女性はジーッと見つめていた。

「……その、私のことも歌織ちゃんって呼んでもいいんですよ?」

これは分かる。いつもはそう呼んでなかったんだろう。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:49:30.08 ID:7Wj9+WkBO
何かがおかしいと感じ、青羽さんから「確認のため」と誤魔化して貰った資料を読んで、確信した。

「青羽さん」「つむぎちゃん」「かおりちゃん」といった初対面のはずなのに、ある程度親交が深まっている女性たち。

もし彼女らの名前が出てこないだけなら疑問に思わなかったかもしれない。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 18:51:00.09 ID:3meV7wc2O
俺のところのアイドルは5分前に仕事に出したからまだまだ終わってないよ


15:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 19:32:29.51 ID:7Wj9+WkBO
それに「39」という数字も謎だ。

劇場の総アイドルは50人で、そのうち劇場デビューの37人がミリオンスターズ、そして765の事務所からデビューした13人は765オールスターズと呼んでいる。

なので、ここに当てはまるのはその50、37、もしくは13といった数字になるのだが、資料を読む限り765の事務所デビューの数は変わらず13人なのだが、劇場デビューが39人、そしてアイドルの総数は52人となっていた。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 19:33:09.01 ID:7Wj9+WkBO
劇場はここ一つだけで、宇宙や古代神殿などを事務所にしたことは一度たりともないという。

その他にもプラチナスターライブの連動企画としてスタートしたシーズンユニットしか存在していないなど、細かいところで記憶との差異を挙げるならキリがないほどであった。

こんな不思議なことが起きてるのに、気づいて困っているのは意外にもたった一人だけだった。
以下略 AAS



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