8:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:43:11.46 ID:7Wj9+WkBO
衣装の直しがあるのでー、と去った青羽さんの背中を見ながらそう心に誓う。
ごめんなさい、青羽さん。あとでなんか甘いもの買ってきます。
そうしていると、二人が“劇場”に入ってきた。
一人は栗色の髪の毛をした20代前半の女性で、もう一人は綺麗で長い空色の髪の毛をした10代半ばの女の子だった。
「プロデューサーさん、おはようございます」
「プロデューサー、おはようございます」
女性は語尾に音符がついているかのように、女の子は礼儀正しく朝の挨拶をしてくれた。
「あぁ、おはよう」
と返すが、この二人も見覚えのない顔であった。
二人とも綺麗な顔をしていて、また社長の連れてきたアイドルかと思ったが、さっきの青羽さんの例がある以上、それもまた疑わしい。
そして青羽さんに比べてネームプレートがないので、難易度はグッと上がっている。
30Res/16.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20