9:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:44:00.89 ID:7Wj9+WkBO
「どうしたのですか、そんなにキョロキョロと落ち着きなく周りを見渡して。 ……まさか私の顔が見るに耐えないと言いたいのですか?」
空色の髪の毛の子が俺にそう言う。
「い、いや違う。……あー、その、なんだ。 こういう普通の“劇場”もたまにはいいなぁって思って」
「たまには? まさかここ以外に劇場があるというのですか?」
「あ、あぁ古代神殿にも面を食らったが一番は宇宙ステーションだろうなぁ。 行くのも不便だし、お客さんを呼ぶのも大変だったなぁ。 無重力でのライブの演出を考えるのも一苦労で……」
と言ったところで、二人のキョトンとした顔に気づく。
30Res/16.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20