7:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:41:52.28 ID:7Wj9+WkBO
「いや変な意味ではなくて、これから君をアイドルとして輝かせるためにって意味で……」
「青羽さん」は俺の言葉に目を丸くさせて、そして吹き出した。
「もー冗談はやめてくださいよー。 ビックリしちゃったじゃないですかー」
俺の腕を肘で突いて、「青羽さん」はそう言った。
「私は事務員としてみんなを支えるのが一番幸せなんですよ。 ……あっ、それと音無先輩の呼び方変わってましたけれども、も、もしかして二人に何かあったり……?」
「い、いやそんなことはないよ。 そうか、青羽さんは事務員なんだ、あっはっはっ」
「そうなんですかー、残念……」
「青羽さん」はアイドルではなく、事務員。そりゃネームプレートをつけてるわけだ。
ド忘れか抜けてたかですっかり記憶から飛んでいたようだ。
今回は何とかなったが、これが取引先だと大変なことになる。
気を引き締めなければならない。
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