12:名無しNIPPER[sage]
2018/03/19(月) 17:48:25.40 ID:7Wj9+WkBO
そう言った俺を栗色の髪の女性はジーッと見つめていた。
「……その、私のことも歌織ちゃんって呼んでもいいんですよ?」
これは分かる。いつもはそう呼んでなかったんだろう。
「……かおりちゃん、……こうですかね」
「ふふっ、ありがとうございます。 紬ちゃんのことは任せておいてくださいね」
そう言い、「かおりちゃん」は「つむぎちゃん」の去っていったほうに駆け出していった。
香水だろうか、花の良い香りがした。
30Res/16.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20