58:1[saga]
2018/03/18(日) 22:40:52.46 ID:61wO2nel0
46. 唯side 演奏後
キミの胸に、届いたかな。
憂は泣いていた。多分私もだ。
59:1[saga]
2018/03/18(日) 22:43:43.35 ID:61wO2nel0
47. Wa's Night
絶望の鐘が鳴る。
地球最後の太陽が堕ちる。
60:1[saga]
2018/03/18(日) 22:46:12.15 ID:61wO2nel0
48. 梓side
「梓! しっかりしろ!」
「だ、大丈夫。たいしたことないから」
61:1[saga]
2018/03/18(日) 22:49:43.85 ID:61wO2nel0
49. 唯side
憂に空間転移なんて通用しなくて。私はワルプルギスの夜に翻弄され続け、殺され続けた。
私が死んでいないのは、多分憂だから。私の、またあずにゃんの急所をつけないのは、ワルプルギスの夜の唯一の弱点だった。
62:1[saga]
2018/03/18(日) 22:54:21.44 ID:61wO2nel0
50. 梓side
私は唯をそっと抱き上げた。疲れ切ったような顔で、でも幸せそうな顔をしていた。
冷たい身体に打ち付ける、私の涙は不規則なリズムを刻んだ。
63:1[saga]
2018/03/18(日) 22:58:03.64 ID:61wO2nel0
エピローグ
51. あの日へ(1と同日)
……優しいキーボードの音が聞こえる。なんでだろう、すっごく懐かしい。
64:1[saga]
2018/03/18(日) 22:58:36.93 ID:61wO2nel0
52.
「じゃあね〜!」
「ああ、また明日なー!」
65:1[saga]
2018/03/18(日) 23:00:20.17 ID:61wO2nel0
53.
「落ち着いて……大丈夫だよ……」
あずにゃんは激しく呼吸し、ひどく震えていた。私は彼女の居場所を確立させてあげるみたいに頭を撫でてあげる。
66:1[saga]
2018/03/18(日) 23:04:55.12 ID:61wO2nel0
この幸せな夢が一生続くと、私は確信していた。
……でも、神様は残酷だった。
67:1[saga]
2018/03/18(日) 23:06:25.87 ID:61wO2nel0
54.次の日 朝
「あずにゃん、早くしないと桜高祭の準備、遅れちゃうよ」
桜高祭2日前、今日は珍しく早く登校すると、これまた珍しくあずにゃんに会って、部室に行って朝練することになった。なんだか新鮮で楽しかった。
68:1[saga]
2018/03/18(日) 23:13:09.74 ID:61wO2nel0
以上、第一部でした。
『白金の空』第二部は四月は君の嘘とのクロスオーバー、
梓「四月は君の華」
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