北条加蓮「お医者さんごっこ」
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1: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:04:31.23 ID:2bW172L/O
※デレマス
 プロデューサーが加蓮にお医者さんごっごする話ではありません。シャレにならないので。

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2: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:06:25.54 ID:2bW172L/O
加蓮「奈ぁ〜緒っ、どうしたの?難しい顔して、何読んでるの?」

奈緒「うーん、こんど受けるオーディションの資料なんだけどな」

加蓮「さっき、プロデューサーさんと話してたやつ?」
以下略 AAS



3: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:08:23.14 ID:2bW172L/O
奈緒「うーん、ただ実写化にあたってずいぶん設定変えられてるからなあ。下手に雰囲気壊すとファンにバッシングされそうだし」

加蓮「そんな事気にしてるの?」

奈緒「いやいや、漫画の実写化はハイリスクなんだよ。原作ファンの期待がある分完成度のハードルが上がるし、複雑な設定を簡単に説明しようとしたら世界観壊したとか言われるし、人気の役者キャスティングするためにキャラの性別変えられたりするし、ネットでは原作レ」
以下略 AAS



4: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:10:11.80 ID:2bW172L/O
奈緒「あとな、天才的な頭脳ってのは脚本次第だからどうにでもなるんだけど」

加蓮「だけど?」

奈緒「病弱な少女ってのがなあ。あたしのキャラと離れ過ぎじゃないか?」
以下略 AAS



5: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:11:16.59 ID:2bW172L/O
奈緒「なあ加蓮」

加蓮「なあに奈緒」

奈緒「どうしてあたしはベッドに寝てるんだ?」
以下略 AAS



6: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:12:30.63 ID:2bW172L/O
奈緒「なあ、それで病人の気持ちになるって何をしたらいいんだ」

加蓮「何もしないよ」

奈緒「えっ!?」
以下略 AAS



7: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:14:56.42 ID:2bW172L/O
奈緒「うーん、退屈だな」

加蓮「まだ30分も経ってないよ、奈緒は辛抱が足りないね」

奈緒「ただ寝てるだけじゃ、って、加蓮はスマホいじって何してるんだ?」
以下略 AAS



8: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:16:58.46 ID:2bW172L/O
加蓮「お待たせー、じゃーん。プリン持ってきたよ。」

奈緒「おお、どうしたんだそれ」

加蓮「ちひろさんがくれたんだよ。お客さんに貰ったんだって。はい、奈緒の分」
以下略 AAS



9: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:18:05.52 ID:2bW172L/O
奈緒「はあ…、プリン食べるだけでだいぶ疲れたぞ」

加蓮「いつもなら何気なく食べているプリンだけで疲労してしまう、それが病気なの!」

奈緒「だからわかったって!」
以下略 AAS



10: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:19:36.83 ID:2bW172L/O
加蓮「それにしても漫画だからってちょっとやりすぎじゃない?」

奈緒「でも病気で入院してる時は寂しいんだろ。誰か来てもらえたら嬉しいんじゃないのか?」

加蓮「甘い、甘いよ奈緒。まだ病人の気持ちが全然分かってない!」
以下略 AAS



11: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:23:17.26 ID:2bW172L/O
ガチャ

「やあ寂しくさせてごめんね、この花を見て笑顔を取り戻してよ」

奈緒「うわあ!ドアが開いて花の群れがなだれ込んで来た!っていうか喋った!」
以下略 AAS



12: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:25:17.32 ID:2bW172L/O
みりあ「わぁー、お花だ。ねえねえ凛ちゃん、奈緒ちゃんにプレゼント?プロポーズするの?」

比奈「見事な花束ッスねぇ〜。今度描く原稿の参考にさせてもらうッス」

夕美「お花?お花だよね!こっちからお花の香りがしたから駆け付けてきたんだっ!」
以下略 AAS



13: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:27:28.39 ID:2bW172L/O
奈緒「はぁ、なんか一気に疲れたぞ。主にツッコミで」

加蓮「そう、親切心からお見舞に来てもかえって患者を疲れさせてしまうことがある。それが、」

奈緒「もういいからっ!」
以下略 AAS



14: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:29:13.68 ID:2bW172L/O
凛「それで、奈緒オーディションの練習するんでしょ。私も手伝うよ」

加蓮「ごまかした」

奈緒「うーん、でも練習といってもなにをしたらいいんだ?」
以下略 AAS



15: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:30:43.01 ID:2bW172L/O
奈緒「やっぱり貴方が犯人だったのね」

加蓮「くっくっくっ、まさか君が気付くとはね。まあたいして問題じゃない。君の病気が急に悪化して病死、死亡診断書にはそう書けばいいだけの話だ」

奈緒「くっ、そんな事してもいつか絶対にバレるわ」
以下略 AAS



16: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:31:44.17 ID:2bW172L/O
加蓮「薬を使えば簡単なのだがね、私は女の子の悲鳴を聞くのが大好きなんだよ」

奈緒「くっ、最低なやつ」

加蓮「一気にはいかずじわじわと料理してやるからな」
以下略 AAS



17: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:33:05.91 ID:2bW172L/O
加蓮「さてその強情がいつまで続くかな、楽しませてもらおうか」

奈緒「(こんなセリフ漫画にあったかな?)」

ジョキ
以下略 AAS



18: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:35:41.61 ID:2bW172L/O
ジャギ

奈緒「きゃっ」

奈緒「(だめだ、なにか気の利いた事言おうとしても手を縛られて刃物が近くにあるだけで怖くて口が開かない)」
以下略 AAS



19: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:37:26.87 ID:2bW172L/O
奈緒「おっ、おい加蓮いくらなんでも引裂きすぎじゃないのか」

加蓮「…」

奈緒「(あっ、また役に入りきってないとか言われるのか、これ)」
以下略 AAS



20: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:39:04.16 ID:2bW172L/O
奈緒「おい、思うってなんだよ!おい凛、助けてくれ」

凛「私も二人のやりとり見てたらなんか興奮して来たよ!」

奈緒「凛もかよ!加蓮のあれは演技じゃなくて素だったのかよ!!」
以下略 AAS



21: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:40:33.82 ID:2bW172L/O
以上で終わりです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ピンチェ版も絶賛構想中なので近々投稿できらたいいと思います。
以下略 AAS



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